あるあり日記

個人的な感覚・感想

また冬になれば奴らがやってくる

現在新規感染者数の減少傾向、ワクチン接種もそれなりの人々が受けている事もあり、経済活動の規制に対して緩和すると言った様な動きが見られます。

但し、ワクチン効果の有効期間が若干落ちてくるこの冬においては、再度の接種を行おうにも未だに1度も接種できていない年代と3度目を接種する事になる時間的な問題により、また冬になれば必然的に多くなることは目に見えており、経済活動の再開と言う物はまだまだ厳しい状況と言えます。

一部海外に依存している企業の多くはそこでの感染拡大により生産が滞っており、日本に入ってくる事が今後も継続する可能性がある事も考えられますので、国内での感染者が少なくとも経済活動の再開は中々外的要因により困難です。

ともなれば結局は規制を緩和した所でほんの1カ月程度でまた自粛と言った事が想定されますので、やはり暫くは通常の日常生活を送るまでに時間が掛かるというのは致し方ないと考えます。

しかしながら、国内においても新たなワクチン或いは治療薬の製造開発は進められている事もあり、若干ではあるが来年以降はそれなりの生活に戻れる可能性があるかもしれません。

そうした中で上手く政策の改善、偏ってしまった国民の心を納得させることのできる丁寧かつ分かりやすい説明と周知、失われた約2年を取り戻せることの出来るような改革が求められます。

これは非常に困難な事ですが、何と言われようとも政治家・行政にはそうした行動をしてもらわなくてはなりません。

自民党総裁選について

現在与党では総裁選に向けて様々な動きが起きています。

おおところで、岸田さん・河野さん・高市さんの3人の主戦となる傾向にあり、それぞれが異なった現状に対する政策などを掲げています。

本来であれば、現在の流行風邪に対する政策方針と経済的な政策方針が一番気にかかる所ではないかと思いきや、防衛に対する政策、省庁の改革、憲法の改正なども含まれており、それぞれが国民にとって「あれ~??」と思うような偏った・お門違いとも思える様な方針もあったりして、誰がなろうとも余り良い方向性は見られない感覚があります。

総裁選後の衆院選を考えればインパクトの面で女性初の首相にもなりかねない高市さん辺りが強力ですが、どうもお薦めは出来ない感じがしてなりません。

時代の流れと諸外国との利害関係を考えるとこれと言ったメンツはどうもいない感じがしてきました。

何にせよ国民が総裁選については投票できませんので民意の反映には繋がらないので、こればかりはどうしようもないと言うのが現状と言えます。

かと言ってこの後の衆院選でも野党よりもやはり若干与党の方が確固たる支持基盤を持つ人が多い事もあり、政権の後退と言った大きな転換期にはなりません。

野党も野党で、全く頓珍漢な事ばかりな人ばかりで更にまとまりが無いと言う残念な現状がありありと見えてしまっています。

いずれにせよ個人的には女性初の首相と言うインパクトがある高市さんに一度なってもらい、衆院選を乗り越えたのち、ピークアウトしている流行風邪が冬にはまた感染者だけの増大と言うマスコミなどによる批判の的になると言う事は目に見えており、誰がっても批判は避けられないと言う宿命を背負う形となります。

総裁選ののち解散での衆院選という事もあり得ますので、元宇野首相より長く元羽田首相よりも短いと言う形もありますね。

何にせよ、政治家以上に国民の方が遥かにまだまだ我慢をしなくてはならないと言う状況は継続する事だけは確実と個人的には考えています。

病院に対するコロナ感染者受け入れに対する助成金不正について

今回の助成金不正受給に関しては今まであった持続化給付金や雇用調整助成金などの不正受給と同義にしてはなりません。

主にコロナ感染者において入院が不可欠であると言う判断は保健所を通して行っており、掛かりつけ医などで受診をして検査を通したとしても自宅療養や隔離施設での治療と言うような形でもって行われ、国や地方自治体での管轄する病院が主に入院病床の確保を担う方向となり、それにより他の病気に関しては民間などの病院でもって入院なり治療なりをしていくと言う経過があったようで、民間の病院においては仮にコロナ病床を確保したとしても当然の事ながら看護師などの医療従事者不足や徹底した消毒殺菌と隔離した病床を作らなければ他の病気で入院している患者へも影響が及ぶと言う事で、感染者専門病床を作ったとしても実際の稼働は困難を極めていたと想像できます。

勿論、国公立の病院では感染者病床を絶対的に確保して行かなければならず、泣く泣く他の病気の患者や既存の入院患者を見捨てる様な形を取らなくてはなりませんでした。

それ以前に保健所では既に崩壊していた事も重なり、苦しくも受診を出来ずに適切な処方もされず、薬局で売っている薬剤などでその場を凌ぐ自宅療養となり、その中でも急変するような人々(本来であれば受診して入院治療が必要であったと思われる)が残念な事に亡くなってしまったと言う状況があります。

入院できる病床数は看護師の人数で決まっており、更に感染対策を施して隔離をして病床を確保すると言う事自体が、既存の国公立・民間病院だけでは不可能であったと言う事実にぶつかります。

これは海外であったようなプレハブ造りや即席の簡易入院施設などの野外専門病院・入院病床が日本で出来なかったのが大きな要因の一つとなります。

もう一つはこのコロナの誤った風評により情報が不適切な広まり方をした為に、通常の通院患者が病院へ行かなくなると言うおかしな出来事も一因です。

病院ではタダでさへ維持管理(感染症対策)の固定費がかさむ中で通常の病気或いは持病を持つ患者さんが減り、収入が減ったと言う事もあります。

体調不良では簡単に受診が出来ないと言う雰囲気を世間が作り出してしまいました。

これらの要因などで本当におかしな風潮が作り出され、ワクチン接種に関しても同じですが両極端な考えを持つ人が出来てしまった事実経過があります。

ワクチンではやはり早期の大量生産により着実に安全管理をする事が疎かな部分が出てしまい様々な問題が出て来ています。

何はともあれ、この病院に関しての助成金不正受給では一概に他の不正受給の観点と同じ見方をしてはならないと言う事だけは強調しておきます。