あるあり日記

個人的な感覚・感想

ややねじれた国会へと進んでいく傾向が見える

自民党総裁選で岸田氏が勝ち進み、新たな自民党内部の組閣と内閣での組閣人事がそれぞれ行われている。

無難な総裁の誕生により、ハッキリ言って今までの自民党と言う政府体質はあまり変わらないと考える。

近々の衆議院選挙や来年の参議院選挙ではそれぞれの経過によりやや与党が不利な形勢でもあるが、かと言って現在存在する野党にとまでは行かない。

但し、今後の経過により参院選挙では若干おかしくなる可能性もある為に、適切な議論や政策決定が速やかに処理されていく事は困難な状況が予見されますので、内政や外交などにおいて滞りがちで無意味な議論の展開が多くなるかと思います。

また、下手をすると参院選までに新たな内閣が誕生する事も考えられる為に、政治家よりも官僚や自治体または国民までもが振り回される状態も想定しておかなくてはなりません。

それに加え、流行風邪の影響もハッキリとしない中ですので定期的な自粛などにより経済的な回復は一部分を除いてほぼ今年と変わりがないと言う状況下となる模様です。

現在ではICT産業が自粛下において台頭していますが、今後長期的にはエネルギー・リサイクル・エコロジー・脱炭素と言った課題が日本と世界とで乖離的な部分がありますので、現在の日本の主要産業の変革と言う物は避けられない事態にもなりかねます。

こうした過渡期の状況下で国会(政治家)は政治基盤の構築で忙しいので、適切な政策や憲法の見直しなどは後手となる事がやはり懸念材料です。

テクノロジーの発展に伴う心の病の増加と言う弊害が生まれる

今話題となっている皇室から離脱される眞子様の結婚問題と、眞子様がPTSDを患っていたと言う話が今になって表面化されました。

これまでに良くも悪くも国民にとって身近とされてきた皇室に対する関心が、この結婚問題における経過などで多くの賛否両論の意見がマスコミ報道や皇室からの発言、小室氏の言動、ネットでの加熱意見などが入り混じり当人は複雑な環境下を過ごされ、心の病の発症と言う弊害が生じてしまった。

これは公人・有名人・著名人・個人・法人など特に有名だからと言ってなされる訳でなく、ネットやSNSの普及により関係のない個人までもが誹謗中傷や誤認で特定されてしまうような環境が要因である。

ただでさえ公の事件や事故でなくとも一部分の話が拡大解釈されて、更に公の場へと晒されてしまう事が大きいと思う。

現在では誹謗中傷やいじめ、ハラスメント、差別問題などが特に顕著に大きく取り上げられて様々な人々がそれらに飛びつきそれぞれの思考を示す事が出来るので、特に関心がない人でも誤った面だけを見てしまうと言う弊害が生じる。

こうしたICTの進化と倫理・道徳が相反したような環境が生まれ、いい事もあればどちらかと言えば悪い側面(話題性がある)の方が大きく出てしまう傾向は止むを得ない状況とも言える。

また心の病を代表するような精神疾患発達障害などの障がいと言う面も多くの種類に分類されるようになった為に、一度そうした障がいの診断が下ると本人も家族も他者も重症的なイメージに囚われる事が多いので、適切なそれらに対する知識を持って判断しなくてはいけません。

何事も程度があり、高齢者が認知症だから全くもって適切な判断が出来ないと言ったイメージもそれぞれ個々人の状態によって異なる為、近しい人がしっかり適切に状態を把握しとサポートするなりの体制を整える事が大切である。

症状はそれぞれ様々であり、一概に一症例を思い浮かべるのは不適切であると考えます。

こうした事から誤解が誤解や語弊を生み、負の環境下へと周りが陥れてしまっている事をそれぞれが考える必要があります。

新たなる弊害や劣悪な環境を生み出さない為に、一つの病気でもその症状は様々であると言う事をしっかりと認識して行かなくてはいけません。

これは以前記述した健康ブームによる弊害とも似たような考え方です。

不適切な健康ブームによる弊害

現在特に健康志向の傾向が非常に強くかつ敏感であり、多くの人々がやや過剰とも言える偏向思考が見られる。

これらは普段の食生活・サプリメント・過剰な運動などにより、本来あるそれぞれの体質などに合った健康とは言い難い。

人間それぞれであり、持病もあれば体質・各臓器などの稼働なども異なる事が当然であるにも関わらず、偏った健康ブームや見た目だけのモテる体格を求め、自身に本当に合った健康体質と言う物の維持は出来ているとは言い難い。

それらに便乗した商法や美容処方などが多く進出している事も拍車をかけるものとも言える。

今回はふと思いついて、体温(或いは血圧)に関してデータを見ていくと、過去よりも若年層の方が男女ともに平均体温が何故か中高年に対して低いと言った傾向がみられる。

普通であれば年齢と共にどちらかと言うとピークを過ぎると血圧が上がり体温が低くなると言う傾向がみられるが、若者の方が中高年又は元気な高齢者と比較しても低い人が多いのはやや異常な感じがする。

女性においては比較的低い傾向にあるが、男性においてもこの状況は本来の傾向とは異なり、やはり偏った健康志向による生活習慣が起因している物ではないかと考える。

又は、逆に偏食や昼夜逆転の生活、運動をしない、室内で過ごす事が多いなど要因は健康志向だけでは話は納まらない。

こうした事により昔と異なった健康寿命と病気の発生率はかなり偏りを見せている。

また生まれてくる子供においても昔とは異なり、先天的な異常・病気が多くなってきているであろう気もしないでもない。

果たして、本来の適切な健康的な生活と言う物は何であるのかさえ皆が皆分からない状況下に置かれているのではないかと思う。

また専門家や医師などによっても見解が異なり、諸説があり過ぎて現在における健康的な生活と言う物も研究(データの蓄積・臨床研究)段階でしかないと言う状況と思える。