あるあり日記

個人的な感覚・感想

健康志向

未だに新型コロナウイルスの話題で持ちきりの世論ですが、今回は健康ブームについて自身の感想を述べたいと思います。

現在では金額と地域さえ考えなければ溢れんばかりの食べ物が選択できる時代です。

気軽に買い物へ行かずとも宅配などで頼めたりも出来ます。

そんな中で偏った食生活が影響した成果、生活習慣病とも言われる病や難病など罹ってしまう世の中でもあります。

戦前・戦中・戦後時代を生き抜いてきた人たちにとって現代人はとんでもない裕福贅沢食生活を送っていると思っている事でしょう。

食物において選択の余地がほぼない時代と溢れんばかりの食物から自身の好みの食物を選択できる時代とでは考え方も変わってきてしまいます。

その挙句の果てに健康食とも言われる食生活が今でも流行中で、経年とともに次々と新しい健康法が編み出され、また人々もそれに感化され次々と食いついては試行してます。

健康ブーム初期の頃の健康食品などは現在では誤っている又は誤解して知られている方法も知られてきて、またそれが新たな健康食品健康法などに繋がっていって、またまた健康志向の人々はそれに食いつき実行して行っています。

例えば医学なんかでもそうですが、一昔前は卵の食べ過ぎはコレステロールなどの上昇に影響をきたすからダメであったのが、今では因果関係は余りないと言われるようになっているのも同じような現象でしょう。

ただ健康ブームにおいて異なる点としては医学的と言うよりも個々の贅沢で選択の多い食物が溢れている時代ですから、選択範囲の多い時代自体がこのような状況を生み出したとも言えるかと思います。

そもそも選択範囲が狭く限られていたならば健康志向などの考え方が出ようも無く、そんな状況下になるはずが無いからです。今の選択範囲の多い食物が当たり前の時代になってしまい、それがために健康を害する一要因となってしまったのも因果応報みたいなものと言えます。