あるあり日記

個人的な感覚・感想

いつもと違った卒業シーズン

3月に入り、各学校では卒業式のシーズンとなってきました。

地域ごとで日時などは異なれども、今年に限っては毎年恒例のような卒業式ではないでしょう。

新型ウイルス対策の影響で卒業する人だけで形式的に行われたり、在校生や来賓などがいない状態で行われたりとそれぞれ異なった事態が起きているでしょう。

各学校も急な対策のために急な対応をしなくてはならない状況で関係者にとっては本当に大変であると思います。

卒業する方々にとってはただ単に卒業証書だけ渡されるという事も考えられます。

本来なら在校生や来賓、学校関係者、保護者などに見送られながら、学生生活の中で辛いことや悲しいこと、楽しかったことなどを振り返る時間もあったりして感慨深い節目の卒業式である筈です。

しかしながら今年に限っては違った意味で印象に残る年となるでしょう。

話は少しそれますが卒業時に歌ったり曲を流したりなんかあるところでは、近年JASRACが校歌に対して著作権を科する事態が見られます。

例えば音楽スクールなどでは訴訟となり現状では敗訴していますので、卒業時における歌や曲なんかにも注意すべき時期に相当すると個人的に考えられます。

公衆というキーワードが不特定多数を指しているようであり、人数も小規模であっても該当する事もあり、校歌においても学校側の過去の対応次第ではこれまた該当してしまう可能性があることから、感慨深い行事に関しても水を差すような事態が想定できます。

もちろんJASRACへ該当曲など委託していれば、これは著作権に関してはごくごく当たり前の行為と捉える事が出来ます。

今の時代は過去だいたい(いい加減)で済んだ事柄がキッチリと整理されていく状況とも思えます。

出来るだけ人生の節目とも言えるような感慨深い行事には、節目を迎える方々にとって嫌な印象だけは与えたり受けてほしくないので、細かな事ではありますが関係各所は事が起きる前になるべく早く対応をしていって頂きたいとも思います。