2020-03-19 高齢化と認知症 認知症 社会 少子高齢化 現在少子高齢化が進み、納税者や働き手が減少傾向にあります。 医療や介護分野が発達し整備されてきている中で、一昔よりも良くも悪くも長生きできる人が多いのも事実です。 また過去の時代の年齢と現在での同年齢と比較したときに、見た目のみならず気持ちにおいても10年から20年ぐらいの若さを感じてもいます。 一昔の60歳ともなればかなりのお年寄りでまさにおじいさん、おばあさんと言うに値する感じでしたが、今では60歳ではおじさん、おばさんで下手をすればお兄さん、お姉さんといったような若さと気持ちがあります。 昔よりも若さや気持ちなどある一方で90歳や100歳といった年齢でも珍しく感じない時代です。 ただそういった長寿になってきた一方で新たな病気が顕著に表れてしまったのも事実です。 癌などの病気もありますが、大枠で認知症と言われる症状になる人々も増加傾向にあります。 認知症と言っても早期でなる若年性アルツハイマー型認知症、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症など様々です。 多くの発症はアルツハイマー型と思いますが、何せ認知症によって進行具合や症状などが異なります。 発症の因果関係が多くは生活習慣である可能性が高いと言われていますが定かではありません。 また高齢だからと言って認知症にならないというか、しっかりしている方もいるのも事実です。 認知症の多くは進行性が高いですのでどうしても本人よりも取り巻く環境、家族などが影響を受けやすく介護施設などの利用をしながら生活していくというのが殆どでしょう。 これは核家族化や独身などと言った環境からの事情も考えられます。 認知症もなる人もならない人もいる訳ですから、認知症になってしまったら上手く医療との連携や環境などを整えて家族なども日常生活が崩れないようにしていく事と、認知症への理解も必要不可欠と思います。 とはいえ家族や知人は年齢での老化はともかくとして元気な頃を当然のように過ごしている中で、徐々にあるいは突然、知らないうちにと言う事が発生し中々受け入れがたい気持ちも分かります。 もちろん本人でも初期の頃は自覚がある訳ですので戸惑いを隠せない気持ちでしょう。 今後も長寿の高齢者が多くいる中で認知症と言う病気は避けて通れる道では無いのが多数と思われます。 便利である一方で身体機能を使わなくなっていったがために、このような認知症が出てきているようにも感じています。