あるあり日記

個人的な感覚・感想

新型コロナ 緊急事態宣言より1週間を経て

緊急事態宣言が発令されてからほぼ1週間が過ぎました。

その間にも感染者(患者)数は増加傾向であり、少数であった地域においても増加が見当たります。

特に指定都府県での増加は多くなっていると同時に、指定されてない所でも局所的に増加が見られていて、いかに自粛の意識や予防の対応が薄かったのかが覗えます。

また指定都府県からの地方への避難と言うか移動する人々も一部とは言えどもある中で、指定外の地域への感染拡大へと繋がっていった可能性も否定できません。

指定都府県内ではやや強制力のある自粛や予防に対する意識と対応も見られていますが、その他の地域では様々な事情を踏まえたにしても増加を免れない状況になってきました。

自身の愛知県では県内において緊急事態宣言と同時に措置も取られたものの、規制や対応の内容をよく見てみると結局は出勤や外出をせざるを得ない状況であるのには変わりありませんでした。

日常生活を送るにあたって個々人が必要最低限の自粛をするにしても次のような流れが存在する限りは感染予防への対策としてはやや不振を感じざるを得ません。

〇必要不可欠な業種や流れとして 

◎原材料生産者→加工・製造業者→流通業者→販売業者→購入者 

◎その他としてインフラ・医療関係・金融・飲食・介護福祉関係・地方自治体など 

〇必要不可欠でない可能性の高い業種 

◎観光・宿泊・イベント・娯楽施設など 

この必要不可欠でない可能性のある業種に関しても宣言と措置内容を見てみると、日常生活を送る上で必要な収入も不可欠でない業種からしてみても補償や補填などが実効的な政策が打ち出されていない事や、一部の業種でもそれらを利用する顧客数が多かったりする傾向があるのが現状である為に、結局のところ自粛できる業種など少数に限られてきてしまいます。

自身の地域においても予防はそれなりに見られますが、意識として徹底されているかと言われれば「されている」とはいいがたい状況が事実です。

追い打ちをかけるように全国的に医療機関において予防品が慢性的な不足に陥っている事と医療従事者も感染してしまう事態も出てきているのも問題点だと思います。

そんな中でソフトバンク孫正義さんが海外のマスク製造企業に依頼して、政府と協力して(約3億枚/月?)安定的に提供できるように働きかけたのも凄い出来事です。

またアルコール消毒製品が不足している中で厚労省メタノールを含まない高濃度のお酒(アルコール・エタノール)製品を消毒薬としての使用を許可したこともやや評価できます。

推奨されている濃度は約80%前後とされていて、高濃度のお酒を使用時には精製水で薄めて使用との事。

それに伴い酒製品製造業は高濃度のお酒を増産していく方針です。

☆注意点として

自身の介護職としての体験としてアルコール消毒はあくまで消毒・除菌であり、ウイルスを弱らせるだけであり殺菌と勘違いしている人もいるかもしれませんが、殺菌であるならば次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸ソーダ)を適量に薄めて使用した方が効果は期待できると思います。

指定都府県以外でも一部増加が目立ってきていますのでいち早い対応策を次々と打ち出していく他は中々治まってはいかない状況だと思っています。