あるあり日記

個人的な感覚・感想

政府による布マスク全世帯配布政策の経費などを公表すべき

3日ほど前にようやくコロナ対策の一環である布マスクが手元に届きました。

ところが自身が務める社内関連の職員なり従業員の一部では未だに届いていない人もいる事が分かっています。

政府がコロナ対策としていち早く取り組んだ全世帯への布マスク配布政策は、政策の打ち出しこそ早かったものの実際に全世帯へと配布に至るまでに様々な問題が出ていました。

早期の段階では商品の不良が見られ回収と再検査に追い込まれたり、製造委託事業者に関する疑惑・疑問が浮上するなど実施されるまでに多くの困難が待ち受けていました。

現実には未だに配布されていない所もあり、コロナ騒動も終息に向かってきていて、新たな働き方や日常生活様式が少しずつではあるものの変化して来ている事もあり、今更感が払拭できません。

更に今後の問題としてこの政策に使用された466億もの税金の用途明細が開示されていない事と、蔓延するようなウイルスに対しては布マスクは現実的には適切な予防方法でない事が分かっています。

製造委託事業者の選定と委託金額、回収と再検査委託事業費、配達事業者(郵政)への委託費、布マスクの価格など政策に関する使途明細が公表されていませんので、国民がこの経費に関する疑問や公正で有効的であったと思える情報開示を政府やマスコミが取り組むべきに感じています。

人によっては布マスク全世帯配布なんかよりも特別定額給付金などへ回してもらった方が良かったと言う意見も少なからず耳に入ってきます。

自身も結果論から考えてみるとこの意見に賛同できます。

生活保護申請や生活福祉資金申請などが増加傾向にある中で、あくまで結果論となってしまいましたが政策の失敗と今回ばかりは結論付けるに至ります。

予防品・消毒液やマスクの粗悪品などが横行・高額転売され、対策が後手になっている事実も無視できません。