あるあり日記

個人的な感覚・感想

国会議員など議員は未だに古き悪習に頼っている現実

現職の国会議員に公職選挙法違反の疑いで連座制で起訴されている事件が報道され、またこの二人以外にも同様の嫌疑があったと言う事で立件されているものも見られました。

これは何も国会議員だけではなく地方議員などでも長期的に在職している議員にはこうした傾向が未だにあると言う現実を垣間見させてくれた事例です。

一昔と言うかだいぶ古い話なんかでは、キャベツを各世帯に挨拶がてらに配布し、そのキャベツの葉っぱの隙間にはお金が仕込んであったと言うような都市伝説のような時代もあったようです。

時代劇なんかでも菓子折りの底には小判がぎっちりと敷き詰められている場面も見られるように、未だにこれに近い事を行っていること自体が法的にアウトであり、もう少しクリーンな選挙運動や活動などが近代では展開されているものと思っていましたが、その思いが崩壊したような出来事です。

現在では現金は勿論の事ながら金品の配布も禁じられていますので、法律に基づき適切な経費の使用(出費)が求められています。

政治的な基盤となる地域では、特に地方なんかでは顕著に見られている感じはしますが、未だにこうした古き習慣みたいな事柄が起きているのが事実であり、今回の立件・起訴以外の議員に関してもやっている人はやってきていると言う事で、ただ単に検察などが起訴しないと言うだけである事も明るみになったと思います。

癒着と言うか風習と言うか公的な所での縦割り社会ではこうでもしないと出世や議員にすらなれないと言えます。

色んな政党があり、派閥があり、会派がありともはや一種の宗教みたいな物ですね。

政治家だけでなく政治基盤となる地元住民(有力者・有権者)に関してもこれは問題点だと思いますし、新たな風を吹かせるなど到底困難であろうと考えられます。

よく政治と金とはよく言ったもんです。

政治と金だけでなく、その中に企業や天下り団体なども関連しているのが普遍的になっています。

何故か選挙に関して税金が利用されている実態が一番深く遺憾に感じています。