あるあり日記

個人的な感覚・感想

感染者受け入れ病院のリネン洗浄と清掃業務受け入れ先見つからず

新型コロナの入院先や受診関係で受け入れをしていた病院において、シーツや枕カバーなどのリネンの洗浄取り換え業者や病院内の清掃業務を委託する業者がことごとく拒否されてしまう事態が起きていた記事を目にしました。

これは今回の新型コロナを指定感染症として扱い、特措法によって通常の処理方法と異なった特別な措置が行われていたが為に、そのような事態が起きてしまいました。

この様な事態が起きてしまった為に、感染者などを受け入れていた病院では業者による取り換えなどが出来ず(拒否され)、病院側がシーツなどを密封した上で適切に処理(廃棄)する事となり、洗浄業者などの取り換えでの委託額からまるまるシーツなどを新規に購入せざるをえない状況に陥って、通常の7倍近くの損失を被る様な病院も出てしまいました。

普段であれば病院や高齢者施設などでもリネン関係や清掃業務などはおおところ決まった事業所が引き受けているものですが、今回の特別な措置と処理方法の決定により、リネン関係と清掃業務関係の事業所でも何処も彼処も安易に受け入れる事が出来なくなってしまいました。

これは正しく新型コロナに対する報道や予防措置が行われていなかったが為に起こった出来事です。

勿論世間でも過剰な報道などによりより一層厳しい目でもって観察・対処していた事でしょう。

結果論から言えば、病院でも高齢者施設においても新型コロナなんかよりもっと感染の危険性がある病気を取り扱っていますので、それらに対して業者へ出す前に基本的に適切な消毒をしているのが事実であり、また廃棄する場合にもきちんとした取り決めがありますので適切な方法にて処理も行われています。

中途半端な措置が行われた(報道や世論の動きが出た)が為に、サイクルがおかしな事になってきました。

そしてこれは感染者を受け入れた病院だけでなく、恐らく感染者が発生した高齢者施設などでも同じ事態が起きた可能性もあります。

個人的な話になってしまいますが今回のコロナ騒動はとてつもなく不思議で、多くの多岐にわたる分野での経済的な影響のみ結果として生み出してしまった大きな事例(事態)とも思っています。

正しく知り正しく恐れると言う事は本当に大切な事だと思いました。