あるあり日記

個人的な感覚・感想

スパコン富岳トップ4部門獲得

国内開発のスーパーコンピュータースパコン富岳の処理能力が世界の4部門において久々のトップを導いた記事を読みました。

一昔にスパコンの京が話題になった事は記憶にありましたが当時の印象としては余り凄かったと言うイメージは自身として感じられませんでした。

と言うのもパソコンや電子機器と言った物や白物・黒物家電に関しても信頼性は依然として日本はあったものの、価格競争などの面から考えていくとやはり大半は海外製品に依存して行っていた現状がありました。

個人的な感覚ではありますが、自動車、パソコンもスマフォ、テレビと言ったような物は幾ら信頼性があったとしても、もはや大半を海外で製造していると言う事実があり、リコールやちょっとした不具合や耐性と言った部分では大して海外製品に比べても、何を取るか何を求めるかによって異なりはしますが、価格などにおける安さや性能が一部では上回っていたと言う現実もあり、海外製品の使用率は一昔(黄金時代・安全神話時代)に比べると格段に上がってきていると言えます。

国内生産・国内消費と言う自給自足の時代が崩れてしまっている現在では、国内回帰というコスト面での負のデメリットの方が大きいが為に今回の騒動があったにしてもあまり進展しないであろうと言う予測がつきます。

今回のスパコン富岳がトップになったとしてもそれは一時的であろう事は恐らく多くの人が思っているかもしれませんし、それがどうしたの?だから何?と言う人もいるかもしれません。

そして以前特許などに関する問題点も指摘してきました。

個人的には4部門のトップを獲得した事はまあまあ凄いとは思いますが、もう少し一般産業などの技術において本来日本が持っていたであろう、先端技術を猿真似をしそれをさらに発展(品質と安全共に)させる技術の開発と言う元来の姿を多く取り戻して欲しいと切に感じています。