あるあり日記

個人的な感覚・感想

地球外生命体の存在予想について

自身は福祉関係の仕事に従事している中で、休日や余暇など過ごす時に趣味と言うか興味のある科学雑誌や本などを読み漁っています。

宇宙の成り立ちから現在に至るまでに大まかな証明はされているものの、依然として宇宙の成り立ちや未確認元素(ダークマターなど)や銀河の形成についてなどいまいち確立された科学的な証明や発見は遅々として無く、机上の論理や計算などを元に多くの提唱がなされているのが現実です。

今回はコミュニケーションが可能である地球外生命体の存在数が36文明あり得るのではないかと言う記事を目にし、地球外生命体の予想について考えてみたいと思います。

天文学者であるフランク・ドレイクが提唱したドレイク方程式と言う物があります。

この方程式に当てはめる7つの要素と言う物はハッキリ言って予想の域を超える物は無く、多くは計算結果を見ても学者によってバラバラである状態です。

今回はほぼ地球での生命発生から現在に至るまでの進化の要因を含んだ計算が含まれていてやや現実的に近いような提唱が見られました。

36文明あると言ってもその提唱の元で地球から一番近いであろうとされる惑星には1万7千光年もの距離があり、その一つの文明自体も現在の地球で考えるのであれば、6000年くらいの経過観察を要すると言った途方もない年月が必要と言われています。

現実的に現在文明(コミュニケーションが出来る)が存在しているであろう時代は地球規模で考えると、人間が出現するまでに45億年近く経過している訳ですので、同時代にそれなりの地球外生命体と接触できる可能性と、現在の科学技術からしても困難である事は明白で、残念ではありますがやはり机上なりの理論提唱と言う事になってしまいます。

自身では少しばかり期待が先行し過ぎており、記事を見てみるとやはり想像の域を超えていないと言うのが実感としてあり、記事を見てからはガッカリしています。

もう少し具体的な理論や数値をはじき出さなければこのドレイク方程式と言う物は明確な予想を立てる事は出来ないと言う事が今回は解りました。