あるあり日記

個人的な感覚・感想

科学技術の発達に反して過剰なまでの予防措置について

現在では高齢者からしてみればとても豊かで比較的自由である生活が送れていると言うような話を、介護現場で勤めている頃から現在の福祉従事者として勤めている今でもそのような話題は出て来ています。

これは敗戦を経験した日本だけではなく、世界中において進行している現象と言えます。

しかしながら世界規模での科学技術の発展による利便さや物の豊富さに相反して、過剰ともいえる予防措置や意識が芽生えている(既に行われている)事にも注目していく必要性を感じています。

最近で言えば国内では自然災害に対する安全神話の崩壊、身近で感じる事としてはアレルギーの増大と過剰なまでに感じる子育ての予防に対する措置や環境など細かく言えば色々ありますが、様々な面において戦後などの辛い時代を体験していない自身でさへ不思議に感じています。

世界を未だに席巻しているコロナ騒動(ショック)もそういった一つの事例(事象・事柄)とも言えます。

簡単に言えば人間としての抵抗力又は免疫力が低下している又は変化。

自身は花粉症ではないので、未だに花粉症の人の気持ちが分らずに逆にキャパシティの低下に伴う現象の一つとさえ思っています。

また結核が近年若い世代で起きているのもこういった変化に伴う再燃に近い感じがし、食生活などによる機能低下、免疫低下、抵抗力の変化、新たな病気の発症などなど今後も出てくると言う懸念を現段階では考えてしまいます。

考え方にもよりますが、科学技術による文明の発達と共に人間と言う生物の進化の過程とも捉える人もいるかもしれません。

ともあれ進化の過程だったとしてももっと先の時代からでなければ判りえない事ですので、現在の何が不必要で何が必要かと言う的確な問題点と言う物を改めて考えていく必要があると思います。

一つの事例として必要な所に資金が行かず不要不急や利害関係などによる資金の動きと言う物が、人をダメにし科学技術の進展にも影響するであろう事はどのくらいの人々が感じ取っているのでしょうか?