あるあり日記

個人的な感覚・感想

やはりテレビ報道はおかしかった!!

とある場所の待合室にてたまたまテレビが置かれ、ニュースが流れていたので久々にテレビでの報道状態を確かめるべく短時間ではありますが現状を見ていました。

現在は梅雨時で度重なる豪雨により、各地で自然災害が発生しています。

今日放送で見たのは確か島根県だったと思いますが、県内で土砂災害により自宅がほぼ半壊状態の様子の放送と、熊本県における香川県からの派遣の保健師PCR検査にて陽性反応が出たと言う模様を報道していました。

ここで常日頃からテレビ報道に対して猜疑心いっぱいである自身から疑問が出てきました。

それは香川県から派遣された保健師に陽性反応が出たと言う事を強調する放送であり、あたかもその保健師が感染源であるかのような語弊を招きかねない放送内容だったからです。

個人的にはこの派遣された保健師は日時から逆算すると、香川から熊本へ移動途中で感染したか、被災地の熊本県内でのボランティアというか派遣業務・仕事中初期での感染をした可能性が高いと感じています。

県知事がこの保健師に関して職務上予防に常に注意して措置をしていた事を強調し、擁護するような場面が印象的でした。

この保健師を中心とした濃厚接触者何名などとにかく報道などではこの保健師が感染源としてしか見ていない傾向にある事に怒りを覚えました。

更に印象的であったのが被災地である熊本県知事が支援に対して人手が足りない事と、そのボランティアに来てくれる人に対してPCR検査を強要するような事は到底言いづらいと言う状況を報道関係者の前で言わなければならない現状を作り出した空気感に対しても違和感を覚えました。

自然災害とコロナ感染を完全に連動させ、混同して混乱を引き起こすような報道の在り方や世間の空気感と言う物に対して怒りを通り越し、呆れかえって見ていました。

報道関係にしてみれば格好のネタです。

言ってみれば暴力とも言えます。

自然災害の被害者やコロナ感染者もしくは濃厚接触者と特定された人も被害者ですが、この保健師や知事はもっと大きな被害者でもあります。

ついでに気になった部分ですが、避難所を設立し館内を避難者ごとの居所を区分けする仕切りを設置作業している場面に関して、とにかく密と言う言葉を強調していた事に関しても深い疑念を覚えました。

一体全体テレビの報道番組はどうかしちゃったのではないのか?と今回短時間の視聴でしたが改めてしみじみと感じさせられました。