あるあり日記

個人的な感覚・感想

終いの場所選びはできるのか?

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現在では認知症などの高齢者の多くの行き先が特別養護老人ホームで、別途で医療的な処置や治療が多い場合は病院直営の医療型施設が次いで多くの行き先となっているようです。

数十年前の行き先と言えば病院での長期入院が主でしたが、医療の制度改革により長期入院はほぼ不可能となってしまったが為に、こうした高齢者施設が発達しまた介護保険による高齢者サービスの充実により、病院から老人ホームへの時代へ変化していき現在に至っています。

しかしながら現状として病院が携わっている医療型の施設はともかくとして、特別養護老人ホームにおいても終の棲家ではなくなっている事があります。

本来では特別養護老人ホームで終焉を迎えるであろう事が当初の目的みたいなところがありましたが、終末期(老衰など)では医療従事者が主でなく介護士が主である事と考え方・価値観の相違などの様々な事情もあり、病院へと移行しなくてはならない特別養護老人ホームも出て来ています。

そんな事もありとある医師による病院での終焉を支援する(やや語弊がありますが)サービスを開始しています。

自身もこの変革はおおところ予想の範囲内であり、医療制度の改正があっても高齢者福祉サービスがあろうとも最終的には医療(病院)が担っていくであろうと思っていました。

当然時代の流れもあったし、現在の家族間の在り方や核家族化、自己主義的(自身の世帯のみ)な思想の発達(これも語弊があるかもしれません)により結局は元の鞘ではありませんが、医療が担っていく羽目となっていくでしょう。

また現代病や高齢化に伴う新たな病などの発生によりこうした医療的な側面は無くてはならない存在となってしまいました。

結局のところでは終焉前までは介護保険や自己負担による高齢者福祉を利用する事は可能だが、最後は病院と言うような現実があるかと思います。

人それぞれ考え方や時代の相違などもあり、当人が思っている様な終焉の仕方と言うか選び方はほぼ決められないと言うのが結論と言えてくるでしょう。