あるあり日記

個人的な感覚・感想

未だにある大学入試における悪習

東京医科大学での元理事長なり元学長なりが受験生の親から謝礼などを受け取っていた問題が出ていました。

ニュース記事としての見出しとしては不正入試に対する問題ではなく、謝礼金などの所得に対する申告漏れに対する問題として出されていました。

今のご時世でも発展途上国並みの時代遅れと言うか事件ですが、こうした悪しき風習が残っている事に対する怒りと言うよりも、古い考えの人が残っている事に対して残念に感じます。

特に今回は人の命を預かる職業でもある医師を育てる場所でおありますので、こうした利権や権益などが多く事例として上がってくれば、そもそもの医師に対する認識も変化せざるを得ない状況となります。

どういう事かと言うと利権や既得権益を望むのであれば、患者などに対する治療自体が嘘である可能性が高くなってくるからです。

今回のコロナ騒動で医療従事者が大変な思いをして対処してきたであろう事が、このニュース記事を見てしまえばあまりいい印象は持てませんよね。

個人的な話になってしまいますが、自身は余り医療機関への受診をすると言う事が元々少なく、基本的には医師の言う事に対してはこと受診に関しては疑ってかかっています。

個人的な受診以外での関りに対する話に関しては素直に聞くことが出来ますが、利益が発生してくる時点でまともには信じられない体質になってしまいました。

これは自身の職業柄的な部分もあるかと思います。

話は逸れてしまいましたが、優秀(技術的にも)で人の命を重んじてくれる、患者さん想いの医師が少なくとも出てこれるような医師の大学風習の変化が訪れる事を期待しています。

こうした悪しき風習は今回は医療の問題でしたが、他の分野においても多分に漏れずです。

A8.net無料会員募集!