あるあり日記

個人的な感覚・感想

日本は原爆を投下され敗戦した国である

第2次世界大戦で日本(大日本帝国)は原爆を2発も投下され被爆国であると共に、戦争でも敗戦した国である事実はおよそ75年経っても変わりありません。

敗戦を受け占領される事はほぼ無く法改正が行われ、その憲法のもとで戦後復帰をし高度経済成長を経て、バブル期を迎えバブルも崩壊してきた国です。

敗戦国としてはある意味で優遇と言うか一目置かれている様な現在の国家となっています。

内情の詳細の問題は多々あれども立派に経済大国としての経験も経て来ています。

現在ではその戦時中や戦後などに曖昧な状態としてきた部分が表面化し、国民の知れる所となって問題視されて議論になっている所です。

戦前戦中戦後を経験してきた人々も経年と共に少なくなってきていれども、その少ない経験をしてきた人にとっては現在はとてもあり得ないぐらいの豊かな時代と言われています。

そして自身も介護経験をしてきた事でその時代の人々と接する機会があり、戦争中などの苦労や辛い経験などを幸いにも多く聞ける立場にありました。

現在の経済を支えている世代はもはや戦争などほぼ関係ない時代の人々であり、辛く苦い経験など思いもよらぬ話であり、この豊かな又は高度経済成長期の発展が当たり前の時代の影響を受けており、到底過去に曖昧としてきた部分について真剣に取り組むと言う姿勢は見られず、口先三寸の議論ばかりになっているのが事実でしょう。

以前にも似たような記事を書きましたが、戦時中などを経験した人にとっては今を支える世代に対してや若者に対しては余り良い印象は無いようです。

当然時代錯誤もあり勘違いな部分も否定はしませんが、参考にすべき点やケリをつける点などあながちお門違いなことを言っていると言う印象も無く、寧ろ今後の課題として後世へ託してくれたことであると言えます。

よく問題となるのが憲法9条非核三原則などこうした軍事関係の問題が一番大きい事であると個人的には感じています。

戦前の日本における日本人の在り方や意思、風習などで現在でも活用できるであろう所(学ぶべき点)は多くあろうかと思います。

口伝や文字だけでは伝わらない事と言うのはこの戦時中などを経験した人にしか聞けない事です。

まさに今当人たちから聞けるのはもはや時間の問題です。

史書などとしてではどうしても作成側や国内外の事情が挟まれやすい傾向にある為に、真実が伝わらないと言う負の側面があります。

お盆の時期ですが帰省などの自粛傾向が見られている今こそがその時期です。

帰省できなければテレビ電話でもネットでもいいですので少しは過去の出来事(事実)に関心を持っていただきたいと思っています。