あるあり日記

個人的な感覚・感想

野菜など食物の不作による高騰記事を見ていつも思う事

今年は梅雨がやや長く一部地域での豪雨などにより、野菜を始めとする農作物の不作と高騰していると言う記事を見ました。

店頭に並ぶような農作物と言う物は規格や見た目などの品質管理基準をクリアした物のみを調査し、農作物不足や価格の高騰などをマスコミなどが報じています。

しかしながら農業などをしている所や農家などが多い地域では一部地域での天候による不作と自然災害による不良などが出ていますが、テレビやマスコミなどで取り上げる様な農家などの意見は多くはブランド品などを取り扱っている専門農家のみであり、一般的な農家や兼業農家、個人的趣味でやっている人にとっては余り影響は少ないと言うのが現実です。

一昔にコメ不足などの騒動が起き、タイ米などの海外品の輸入が盛んな時期が起きていましたが、少なくとも自身の地域においてはテレビやマスコミなどが騒ぐ程不足ではなく、通常の収穫であり特に不足と言う事態も周りでも起きていませんでした。

この店頭に並ぶ基準を満たした農作物と小規模であろうとも農業をしていない人や農作物を必ず店頭で購入する人だけを対象とした偏った情報の報じ方により、世間一般として無駄な不足と言う印象を与える事態と、農作物の高騰と言った事態が起こってしまいます。

近隣で趣味で農業をしている人や小規模で農業をしている人などがいれば、どちらかと言えば店頭などに出せない様な規格外のそして安全な野菜を無償で分けてもらえると言う恩恵を受けている所も多くあるかと思います。

ブランド品や基準を満たしている物のみを取り上げる事によりあたかも不足と高騰と言う印象操作をしているだけに過ぎません。

日本では国内での自給率が少ないと言われていますが個人的には農業をしていない状況下でも、知り合いや近所のおすそ分けなどがある環境下ですので一度も不足と言う状況と言うか環境下に置かれた事は今までありません。

農家が減少していると言う事態は現実ですが、一方で脱サラして農業を個人的に始めていくと言う人材も所々でありますので、決して食糧難などに陥ると言う都市伝説じみた事は起こりにくいと言うのが個人的な見解です。

国内でも規格外ではあるものの余っている様な農作物は山ほどあり、価格のバランス維持のためと補助金制度適応のためにせっかくできた規格外の農作物(食べる事の出来るもの)を廃棄し肥料としてしまう現実がある事も知って頂きたいです。