あるあり日記

個人的な感覚・感想

生活福祉資金利用も失業増加で見通し立たず

各地域にある社会福祉協議会による生活福祉資金制度が今回のコロナショックによる失業や収入減少世帯に対してかなりの利用がなされているとの話を聞きました。

その担当相談員などの話によると、経済的な低迷が継続する中で雇用が回復せずに雇用調整助成金などの企業に対する制度もある程度活用されている所でも、それでも倒産などの理由で失業者が増加したり収入の減少が止まらない状況下であり、生活福祉資金の貸付制度を利用したところで一時的で、逆に返済に対するデメリットが今後生じてくるであろうと言うどうにもならない世帯もあるようです。

少しでも全体的に経済活動が平時まで戻ってくれば収入に対する心配も緩和されてくるであろうと思われますが、現実はそうもいかず一部を除いては平常の日常生活が困難になってくると思われる傾向が多い場合が懸念されている所です。

現在では比較的貯蓄率が何故か少ない世帯が多いようで、こうした長期的な経済的な低迷が継続すれば生活が直ぐにでも破綻しかねないと言う事例が多くあるようです。

また若くして貯蓄が無い(少ない)にもかかわらず住宅ローンなどの借金などを抱えている人も少なくなく、一時的な生活福祉資金活用も焼け石に水みたいな事になってしまっています。

派遣社員非正規社員、正規社員に及ぶまで失業率は増加しており、今後の新卒に対しても影響は出てくるでしょう。

何にせよ今回のコロナショックによる生活福祉資金制度の活用は過去最大規模となっているようですが、持続性に掛けますので早期の対応措置が必要です。