あるあり日記

個人的な感覚・感想

やはり出て来たか!雇用調整助成金の不正利用事案について

実はこの記事を書いている時にはまだ調査段階であり、断定する事は出来ないんですが、遅かれこの雇用調整助成金に対する不正は出てくるものと感じていました。

今年はコロナ騒動に加え、特別定額給付金の支援とそれに付け込む詐欺、官僚OBや税理士などが先導し学生などが多く手を染めてしまった持続化給付金の不正問題が出ていました。

個人的には何故に雇用調整助成金についても不正が発覚しないのかが不思議でしたが、雇用調整助成金では休業に伴う従業員に対する6割程度の保障と仕事や収益が無くとも雇用を維持し勤務させた場合に1万5千円上限の給付保障をした為に、仮にどちらの経緯にしても会社自体が倒産や解雇をしない限り、保障対象となっているものがあり比較的利用が多く不正自体も見つけにくいと言う傾向がありました。

持続化給付金では金額が一時とは言え大きかった事と、結果的に不正での給付はこれも遅かれ判明する事が出来る事案ですので摘発事例が起きた事に伴い、不正受給の可能性があると思った時点で相談件数が増がした事と、関係省庁が誤った受給であった場合に適切で早期の返還手続きをすれば事件化しないと言った経緯もあり不正での事例が多く発覚したと言えます。

やはりそれと異なり雇用調整助成金は事業者にとっての利益がほぼ無く不正が判明しにくい点が考えられ、それに加え来年の2月まで延長すると言った経緯もあり未だに一部では不正の温床みたいな事になっている可能性は十分にあります。

これはあくまで個人的な意見ですがかなりの所で不適切な利用の仕方をしている事案があると思われますので、今後発覚し摘発が増加する可能性が考えられます。