あるあり日記

個人的な感覚・感想

脱二酸化炭素の動きから見る電気自動車とエコの問題

日本国内だけではなく、諸外国においても発電や自動車におけるCO₂の排出量を限りなくゼロに近づける動きが活発になっています。

諸外国に比べれば日本は若干の技術的や政策的にも後れを取っており、特に自動車産業分野では脱ガソリンに向けた対策が電機ではなく水素稼働の自動車に向けてしまったが為に少し無駄な手数を掛け、遠回りをして恐らく電気自動車への移行が動き始める傾向が見られます。

脱CO₂と言う環境にいいような言い方をしていますが、実の所では日本は世界的に見ても元々排出量が全世界の内で約3%程度である事が事実であり、その日本で限りなく消費を抑えた所で世界的にはほぼ影響が無い事が言えます。

更に様々な事情はあるものの個人的には電気への依存は災害時には全くもって意味をなさない事があり、下手をすれば発電機や蓄電池、電気自動車における電力の供給が一時的にできたとしても、災害での弊害である漏電による火災など更なる被害が出る可能性がある事を認識しておく必要があります。

ただそうとは言えども電気エネルギーへの依存はこれからも益々進行していく事から、こうした弊害なども考慮しての活用を認識して行かなくてはなりません。

今後電気への依存は不可避であるも、石炭や石油などの資源利用を無くすことは恐らくできないでしょう。

発電について原子力が一番手っ取り早いのですが、国民感情などから火力発電や太陽光発電などの自然エネルギーによる発電が今後も進行し、ハイブリットから電気自動車への移行は直ぐでなくともしばらく先にはそうした未来が出来上がるでしょう。

エネルギーの仕組みから果たして電気自動車の発達がエコとなるのかはもう少し正しく理解していく必要があるかと思っています。

先ずは温暖化や脱CO₂などの問題と、電気自動車への移行の発展については別問題と考えていく事が正しい考え方と捉えています。

化石燃料の枯渇などと謳っている人々は本当の事を知っているのか知らないのかは定かではありませんが、現在の世界中の使用料を考えても数千年単位での資源がある事は既に判っている事実です。