あるあり日記

個人的な感覚・感想

医療崩壊は本当に起きているのか?

季節的にも風邪が流行り、寒暖差による体調不良、積雪などによる事故などが必然的に増加します。

マスコミにおいては依然として流行風邪の感染者数拡大や一部のクラスター発生と医療崩壊が危惧されている様な報道がなされています。

確かに検査数の増加などにより必然的に感染者が増加すると言うのは、季節を考えても増加しない方がおかしな話であり、それよりももっと重要な情報の報道がなされるべきではないのかと思っています。

今回はそんな中で日本医師会医療崩壊の危惧を訴えて、更に年末年始においては自粛するように国に対してコメントがなされていました。

冷静に考えて何故個人経営のクリニックなどが倒産しているのか?また大病院などが経営悪化しているのか?を考えれば流行風邪による直接的な受け入れによる弊害よりも、一般の人々が自粛するが故に他の心身・身体的な症状があっても敬遠傾向にあるが為にこうなっていると思われます。

当然医師や看護師なども経営悪化と流行風邪の受け入れに対する過度な予防体制や措置により、ことこれに携わっている医療従事者は過度な労働と世間からの風評被害や敬遠されると言った事、経営悪化での収入減少などにより退職者が増加しているのも判ります。

ところがこれは一部の医療分野だけであり、全体的に見ればひっ迫していると言った様な雰囲気は無く、予防措置を取りながら通常的な医療をしている所もあり、何をもって医療崩壊が起きるのかが理解できません。

仮に医療崩壊が起きると思われる事態ともなれば、当然国や地方自治体などが確実に自粛要請程度だけでなく強制的に大げさですが都市封鎖や外出禁止又は緊急事態宣言を実行するはずです。

それが起きていないと言う事はこの流行風邪に対する誤った情報なり、本来取るべき措置がこの冬を迎える前に出来ていなかったと言う事になります。

自身も介護福祉分野での従事者として連携する医療関係者などと話をしていますが、いつまでこんな事をやっているのか?と言った話を夏の終わり辺りから話をしています。