あるあり日記

個人的な感覚・感想

新規感染者増加による懸念は誤差の範囲だが地域ごとの格差は大きい

国内の新規感染者の増加が最近になって目立って見えている。

しかしながら国内規模だけ或いは都道府県単位での規模においてはほぼほぼ誤差の範囲であると言えます。

意見は分かれるところですが、もっと規模を縮小した地域ごとの範囲でもって見てみると、国内規模での病床数は一見十二分に足りているのにと言う見方もあるが、受け入れ病床の規模や受け入れ担当地域によっては見方が変わり、受け入れの病床数が圧迫していると言う事と、医療従事者と言う職業柄もあり、家庭内、家庭外、家族単位等において偏見や差別的な印象を持たれる事も弊害として出ており、病床数以前に医療従事者の確保すら不十分な地域がある事は事実です。

医療だけでなく、介護、学校などでも緊急事態宣言下と同じような措置が継続されている所もあります。

また懸念材料としては地域ごと、自治体ごと、都道府県ごとにより個人情報保護の観点などを理由として、厚生労働省の対策班などへ適切な情報が提供されていないと言う事もあり、何をもって適切に対処できるのかが国自体が判断に困惑すると言う事態も起きています。

都道府県と各自治体との状況格差も起きており、マスコミ報道以前に情報自体が確実に共有されている或いは適切な情報の報告が出来ていないと言うおかしな状況下にある事も問題点と言えます。

更に言えば病院側と医師会側との意見の相違もちらほらと見られる事から、全体として適切な予防を踏まえた日常行動が各地域の住民にとっての重荷ともなってきています。

そして一番大事であるのは新規感染者の内で重篤化した人への適切な措置(治療)が取れているのかと、軽度や無症状者内での現実的な対応が取られていないと言う事があります。

かと言って自粛警察或いはマスク警察、感染者や医療従事者などへの偏見・差別なるものが横行し、経済的、日常生活を極度に制限や規制するのはまた別の問題点と言えます。

こうしたもやもやした状況が今年も継続すればまた昨年同様に失われた1年を過ごす事になってしまいます。

過激な情報・印象操作、オカルト的・非科学的な情報、エビデンスに欠ける・統計的に偏っている情報が蔓延っていますので、個々人においても惑わされずに普遍的な日常生活を送れるようにして頂きたいです。