あるあり日記

個人的な感覚・感想

全ては自治体・医師会・専門部会の責任である

この長期化している流行風邪の影響の元凶とまでは行かなくとも、少なくとも昨年の1年間と言う蓄積データがあるにも関わらず、それらを安易に考え政府や国に対して提言などをしていかなかった事にある。

提言していなかったと言うのはやや不適切であるが、偏ったそして見通しの甘い安易な提言はしてきている。

特に都道府県自治体と日本医師会は怠慢であったと言える。

諸外国に比べ日本はさざ波と言われる現象があたかも国内だけの蓄積データでもって大きな波の様に表示される報道もおかしい。

比較対象をするのであれば重篤者数や死亡者の比率を出すだけでなく、全体像でもって世界と必ず比較をしなければ適切な現状を知る事もままならない。

更に変異株と謳い、大元はコロナでも地域により特定の変異が起き、それを主流として各国で更に変異を繰り返し、感染力が強くなったり、重篤者数が増えるなどの現象が起きている。

所説はあれども比較的日本を含むアジアではことコロナと言うウイルスに対して、今までも感染力はほぼ無いも日常の風邪として年に1度や2度くらい引いていた人々が多い事から、変異株となってもインフルの様な猛威はデータの比較を見ても少ないと言える。

また、どちらかと言えば家庭内感染が主流であると言う前提が何故か報道されず、インフルでもそうであるが、子どもから大人へ(持ち込みは大人から)、大人から高齢者へと言う形に一部は近づいている様な兆候もちらほらと見える事もあり、病気的な症状はやや異なれども経緯に関しては既存の傾向が強くなってきている又は変異して来ているとも考えられる。

仮に諸外国の往来が規制されず日常的であったとしても、傾向としてはインフルに近い経過であったと個人的には思える。

そして問題はワクチンである。

主たるものはコロナウイルスであるが、インフルの様に流行型と同じ経緯を今後も満たすとなると、既存の短期的で統計データに乏しい治験などで急速に開発製造したものではやや不適切である印象を受けるのは当然である。

思えばワクチンでなく一時的な治療薬になる可能性があると謳われたアビガンやレムデシビルなどの話題はどこに行ってしまったのか?

これに関しての報道は何故に今話題として上ってこないのか不思議で仕方がない。

話題を戻すと、一時的な世界的には波と言えない波の減少時期に見通しの甘い自治体や医師会などが適切な病床の確保や提言などを行ってこなかったのが主たる原因である。

国は各都道府県に対して用途の強制はしなかったものの準備金は確保しており、各都道府県に対して特別交付金と言う形で渡してあった可能性があり、都道府県の首長が適切な政策を行えなかったのが原因で、個人的な考えもあるが、予防品促進費として交付した可能性が現状を見ても強かった可能性が高い。

都道府県は非常に無駄な使い方を実はしていたと言う事になる。

世界を事例に挙げるのであれば諸外国がしてきた病床の確保の仕方を見習い実行すべきであったと悔やまれて仕方がない。

現在ワクチン接種において様々な問題を指摘して来ているが、元を正せば集団接種と言う習慣を捨てた空白の20~30年があり、集団接種に関するノウハウが現在の自治体などで生かせる人がいない事による要因も一つと考える。

話は更に逸れるも、最近になって結核菌発症者が出たり、麻疹などを受けていない一部の世代への接種促進などから考えると如何に学校などで行っていた集団接種が大事であったかを思い起こさせます。

技術は進歩したが人間の身体の内面(免疫など)は昭和初期に逆戻りしているのではないのかと感じさせる現象です。