あるあり日記

個人的な感覚・感想

五輪による経済効果の誤算

よくオリンピック開催地において、開催国或いは開催地での経済的な効果を試算している記事が出されています。

しかしながら残念な事にこれは大きな誤解であり、招致から開催・終了までに至る費用の方が遥かに重く、その開催地では一時的なそして一部の利益がもたらされるものの、よくよく考えると国全体としての経済的な効果と言う物は損失していると言うのがこれまでに行われてきた地域・国々における実態と言えます。

ハッキリ言って負担しかないと国民的には無い事ですが、競技など催し物などが行われている事によってやや麻痺している状態に陥っており、終わってみればIOCが利益確保していると言う惨状が公には出ませんが、現実の事です。

今回のやや強行とも言える開催により、不十分な予防体制、余分な費用が発生しており、競技自体は悪と言えませんが、五輪開催自体は?の感覚でしょう。

また折よく台風まで訪れてしまうと言う、いらない日本らしさまで露呈しています。

マスコミやメディアにおける経済効果の試算など、本来は絶対的にプラスとなる事は無く、1年延期迄した日本では更なる費用が発生しており、一部の既得権益層のみが充実すると言った事になっています。

これを経済効果の試算として報道していること自体が稚拙であると言う事を顕にしていると言う、残念で痛い人々たちで哀れで仕方がないと個人的に感じています。

自身は反五輪派ではありませんし競技に参加する選手の方々には申し訳がありませんが、はやくオリンピックが終わってほしいと感じるのは何故でしょう。