あるあり日記

個人的な感覚・感想

不適切な健康ブームによる弊害

現在特に健康志向の傾向が非常に強くかつ敏感であり、多くの人々がやや過剰とも言える偏向思考が見られる。

これらは普段の食生活・サプリメント・過剰な運動などにより、本来あるそれぞれの体質などに合った健康とは言い難い。

人間それぞれであり、持病もあれば体質・各臓器などの稼働なども異なる事が当然であるにも関わらず、偏った健康ブームや見た目だけのモテる体格を求め、自身に本当に合った健康体質と言う物の維持は出来ているとは言い難い。

それらに便乗した商法や美容処方などが多く進出している事も拍車をかけるものとも言える。

今回はふと思いついて、体温(或いは血圧)に関してデータを見ていくと、過去よりも若年層の方が男女ともに平均体温が何故か中高年に対して低いと言った傾向がみられる。

普通であれば年齢と共にどちらかと言うとピークを過ぎると血圧が上がり体温が低くなると言う傾向がみられるが、若者の方が中高年又は元気な高齢者と比較しても低い人が多いのはやや異常な感じがする。

女性においては比較的低い傾向にあるが、男性においてもこの状況は本来の傾向とは異なり、やはり偏った健康志向による生活習慣が起因している物ではないかと考える。

又は、逆に偏食や昼夜逆転の生活、運動をしない、室内で過ごす事が多いなど要因は健康志向だけでは話は納まらない。

こうした事により昔と異なった健康寿命と病気の発生率はかなり偏りを見せている。

また生まれてくる子供においても昔とは異なり、先天的な異常・病気が多くなってきているであろう気もしないでもない。

果たして、本来の適切な健康的な生活と言う物は何であるのかさえ皆が皆分からない状況下に置かれているのではないかと思う。

また専門家や医師などによっても見解が異なり、諸説があり過ぎて現在における健康的な生活と言う物も研究(データの蓄積・臨床研究)段階でしかないと言う状況と思える。