あるあり日記

個人的な感覚・感想

ややねじれた国会へと進んでいく傾向が見える

自民党総裁選で岸田氏が勝ち進み、新たな自民党内部の組閣と内閣での組閣人事がそれぞれ行われている。

無難な総裁の誕生により、ハッキリ言って今までの自民党と言う政府体質はあまり変わらないと考える。

近々の衆議院選挙や来年の参議院選挙ではそれぞれの経過によりやや与党が不利な形勢でもあるが、かと言って現在存在する野党にとまでは行かない。

但し、今後の経過により参院選挙では若干おかしくなる可能性もある為に、適切な議論や政策決定が速やかに処理されていく事は困難な状況が予見されますので、内政や外交などにおいて滞りがちで無意味な議論の展開が多くなるかと思います。

また、下手をすると参院選までに新たな内閣が誕生する事も考えられる為に、政治家よりも官僚や自治体または国民までもが振り回される状態も想定しておかなくてはなりません。

それに加え、流行風邪の影響もハッキリとしない中ですので定期的な自粛などにより経済的な回復は一部分を除いてほぼ今年と変わりがないと言う状況下となる模様です。

現在ではICT産業が自粛下において台頭していますが、今後長期的にはエネルギー・リサイクル・エコロジー・脱炭素と言った課題が日本と世界とで乖離的な部分がありますので、現在の日本の主要産業の変革と言う物は避けられない事態にもなりかねます。

こうした過渡期の状況下で国会(政治家)は政治基盤の構築で忙しいので、適切な政策や憲法の見直しなどは後手となる事がやはり懸念材料です。