あるあり日記

個人的な感覚・感想

家事育児に対するヘルパー支援・虐待防止の予防措置について

育児に関する支援とDVに関する予防措置が進んでいる模様ですが、個別に懸念材料でもあると思いますので話を進めていきます。

まず育児に対してヘルパー・ベビーシッターなどの拡充が謳われており、共働きの家庭や、母子父子家庭における子育て支援の更なる事業が打ち出されています。

既存のベビーシッターや家政婦さんだけでなく、介護分野でのヘルパーの利用も見込まれており、家事支援などがその家庭の必要な時に何時でも利用できる様な仕組みを考えている様子。

これに関しては個人的に既存のヘルパー不足と高齢化、特別でなければ日中の支援が多い見込みである事によりその仕事では一定の子育て経験と技術などと共に、その時間帯において適切に人員の確保が出来るかどうかの懸念があります。

また人によっては1時間単位だったり、特定の夕方・夜間など時間帯もまちまちともなる事からより一層の人手が不足する事態となる可能性が極めて高いと言えます。

これも格差の要因の一つで家政婦さんなどを雇うともなればそれなりの金銭的なゆとりも無いと出来ない為に、普通の過程ではヘルパー支援がやっとこであると思われます。

次に虐待関連の事案ですが、これまた民生・児童委員・児童相談所自治体・警察などが連動しやすくすると言うざっくりとした仕組みであるものの、そもそもが自閉症における強制連れ出しの悪徳業者横行の背景と、DV家庭における発見は出来ても準強制的に是正指導・一時保護・施設入所など個人情報保護・プライバシー侵害・世間に間接的に知れ渡る事などを理由に、逆に更にDVの隠蔽工作・深層化・悪化が見込まれる事が大いにあります。

そして両方の事案とも言える事ですがそもそもが資格などを持っていても適性が中々合わない事例があり、近年において助ける側の性的虐待やDV、殺傷事件なども起こっているので適切な支援が果たして行われるのかが疑問に感じます。

介護・福祉に携わる自身でさへ、これまで身の回りの多くの支援者や介助者・相談員などを見て来ていますが、技術はあれども適性が無い、人生経験浅いが為の問題、技術も無ければ機械的な接し方しかできないなど不適切な人々を見てきました。

高齢者・障がい者介護支援においてもそんな状態の中で、果たして家事育児に対する適切な支援など出来ようはずも無いと言う絵空事を政府は政策として実行しようとしています。

介護職では3K(6K)のうちに入り、低賃金、メンタル問題、転職が多いなどあるが上に人手不足の状況下で適性を見抜けず安易に人材を取り入れがちなところがあります。

今後ますます人員は不足するために必ず行き詰る・問題の発生は起こると現在の状況を鑑みれば確信できます。