あるあり日記

個人的な感覚・感想

独国が水素発電推奨するもEU圏内では例外であり、日本の水素燃料技術は浸透しない

昨日はグリーンとクリーンを誤って表記してしまったが、結論としては同じであるのでそのままとさせて頂きます。

さて、ドイツが発電に関して水素技術を取り入れると言う動きがネットニュースで挙げられており、日本の水素エネルギー技術があたかも商機であるかのごとく記載されていました。

多くの人々がおおところでは分かっている事だが、発電とガソリン自動車技術を混同している部分が見受けられたところと、そもそも日本の自動車技術経済を踏み倒すと言う前提が欠如されており、エネルギー転換技術だけに焦点を当てている所がマスコミの甘さと言うか無知をさらけ出していると言う面だけを顕にしている。

水素自動車にしろ水素発電にしろ水素そのものを作り出す事がいかなる手段を用いても汎用的にはならない事から、既存の天然素材(資源)には打ち勝つ事など出来はしない。

また出力として原子力に勝るものはほぼ無く、再生可能エネルギーの不安定さと言う物を今回のネットニュース記事でもって露呈してしまった結果と個人的には感じる。

ウラン(プルトニウム)・石炭・石油・天然ガスシェールガス・太陽光・水素・バイオマスメタンハイドレートと言った具合の個人的な序列でエネルギー変換は費用対効果など考えると、やや前後はすれども現実的ではないかと感じる。

問題がエネルギーをいかにロスなく安定供給できるかと、安価な蓄電池(固形電池)の技術に依存すると思われる。

今の所では欧州では火力(天然ガス・石油)と原子力とのせめぎあいで、水素発電普及の余地は無い。

エネルギーでは無くコンピューター(記憶と処理)の技術ともなると量子学的に液体の媒体(半導体では無く水)になる可能性は未知の領域。

分野ごとでそれぞれのせめぎあいがあるも、国が主導で動かない限りはどの国でも言える事で、今後どれが主導になるかもその国次第(都合)と言う事である。