あるあり日記

個人的な感覚・感想

財務省による国交省への借り入れで自賠責保険料が何故か値上げとなる

車両を利用している人には本当に酷い話だと感じるニュースです。

一般的に自動車や自動二輪など車両において強制的な加入がなされている自賠責保険料の財源を国交省から財務省がなにやら数十年前に借り入れをしていて、未だに返還が無いが為に何故かユーザーからの自賠責保険料を値上げせざるを得ない状態が発覚した。

どこかでも似たような話があったが、国民による保険料において補償するためにあるものを幾ら財源があるからと言って当ても無いようなと言うか、国の財務全般を担っている筈の財務省が借り入れると言う異例中の異例が行われていて、20年ぐらいも1円たりとも返還がなされていないと言う状況が放置されていたのも問題である。

何のための税金か?何のための年金か?何のための保険料か?何のための所得税か?何のための国債発行か?

似た話が年金・簡保・高速道路などにおいて事例がある。

そして何故か国なり各省庁所有である物件や土地などはこうした事態には売却しないと言うおかしな話。

国の省庁は財源が危うくなりそうになるといとも簡単に何かしらの負担を国民に強いるし、取り立てもおおかたキッチリと取り立てる。

が、補助金助成金、給付金、手当金などではおおよそ平等には行き渡らず、不正などの温床になりやすい。

そう全ては天下りと言う最強の取引が関連機関や機構などで行われている為である。

天下りだけではなく、客先常駐や出向・派遣など現役世代での職員派遣をも当たり前のように行っているからである。

そうした事を受け入れている、常習化している機関などでは関連省庁からの恩恵が受けやすいと言うシステムともなっている。

公務員の特権の象徴とも言える原理だ。

それだけのみならず、保険や税金などの特定財源を融通する事やむやみやたらに放出すると言うとんでもない事を平気で行う集団。

自身も半官半民の福祉団体職員だが、勤めてから毎年行われる自己申告書に嫌味のように天下りだけは止めろと書き続けて提出している。

しかしながら、当然の事ながらこんな意見など途中で揉み消されて虚しく散っていくのであった。