デジタル社会における情報管理と保護について
インターネットのグローバル化が一般的に普及し、デジタルでの管理・運用・連動活用と言うメリットがスマホを始めとしてパソコンやタブレット、電子機器などにおいても広範囲に確実に浸透しつつあります。
一方で、活用するにあたりアプリケーションやオペレーティングシステムなどでは利用にあたり余り非現実的な匿名性と言う印象と、一部又は詳細に情報を提供しなくてはならない規約となっているのが現実である。
多くの人々は規約や個人情報における同意を半ば気にせず、活用するにあたり強制的とも言える同意をいとも簡単にチェックを入れ進んでしまう為に、現実的には漏洩ありきの世界で利用しているとも言えます。
ただ多くは広告や第三者機関・企業などによりこれらの情報或いは位置までもが特定できてしまう事が多いが為に、本人の意思に反したかのような広告や勧誘、酷ければ犯罪にも利用されてしまっている。
ここ最近になりようやく事の重大性に気が付いた国々は規制をしたり、利用できなくするなどの措置の動きを強めて来ている。
残念ながら日本においては情報を上手く規制すると言った措置が取れず、国での委員会でも見送ると言った非常に弱腰で非常に危うい状態である事は依然として変わりはない。
以前にも記事としたが、ネットワークで繋がると言う事はどんだけ暗号化しようとも必ず脆弱性をついた古典的手法を始めとする悪意ある問題はセキュリティーが進展しようが法律でもって情報規制をしない限りは駄々洩れ状態である。
ソーシャルネットワークシステムの拡大で非常に安易に情報提供していると言う認識が低く、どちらかと言えば運用側の思うつぼとも言える無法地帯が広がっている。
よくデジタル化を推進するとか、電子機器などインターネットと連携させるなど一見便利そうに思えるが、よくよく考えてもらいたいのが情報はケーブルであろうが電波であろうが、データによる状態提供をしているのは変わりはない。
デジタル化にしたが為に安易に数値だけの変動に見えがちで、一時課金問題が起きたがそれが典型的な例である。
もはや国レベルでの措置だけでは安易に規制すらできない位にデジタル企業は大きくなり過ぎてしまった。
また一部では逆手に取り隠蔽や改ざん・加工などの問題も同時に起こっており、人間不信になる人も現在では少なくない。
これもよくあるが処理などを行うサーバー分散が出来ていない為にキャパシティー以上の負荷が掛かったり、バグなどの障害によるエラーが生じたりして時折銀行やシステム運営会社の問題が生じる。
通電している内は良いが停電などで電力供給が滞ると幾ら蓄電池やソーラーがあろうが、いずれは利用不可になったりデータの消失なども起こりえる。
便利なのは良いがアナログとデジタル両方の両立と情報の在り方をもっと深刻にとらえて考えていかなくてはならない。