倉廩実つれば即ち礼節を知り衣食足りれば即ち栄辱を知る、恒産なくして恒心なし

古来からの諺にある様に文明や科学の進歩した現在においても根本的な物事には大きな変化は無く、従来にある様な収まり方で物事はある程度落ち着いていく。

但し、何事においても偏りや価値観の相違などにより否応なしに理不尽で不条理な出来事も事実として起きている。

「風が吹けば桶屋が儲かる」と言う事も大いにあり、経済や政治、生活習慣、ありきたりであろ物事までもが、ここぞとばかりに勢いを増し建て前や世間体などとは裏腹な一面を進行しつつある。

商品においても性能、価格などの良い面だけを伝え、耐久性、有害性、維持管理、廃棄費用などの費用対効果における考えを伝えないなどは典型的な悪質商法とも言える。

知識を磨くのか、技術を磨くのか、経験を積むのか、安定を目指すのか、一攫千金を目指すのか、世間体を保ちたいのか、肩書だけを持ちたいのか、権力を持ちたいのかなど人それぞれであり、どれもこれもと求めていたらきりがありません。

またそれぞれの求める段階での現実との乖離や妥協、諦め、能力差、病気など様々な局面に直面する事もありますので、妄想と憶測と幻想と仮想と理想と想像などの区別をしっかりして対処や切り替えなどしないととおおかたろくなことにはならない事例が多いでしょう。

時代ごとに違うと言うがその時々での一般的と言う価値観などを受け入れて、且つ自身の考え方なども持つ必要があります。

自身も既に４０代半ばともなり頭が固くなってきていたり、身体（体力）が思ったよりも動かない事を自認する場面に遭遇する機会があったりしますので、なるべく心身共に衰えない様に機械的に訓練する習慣を取り入れています。