あるあり日記

個人的な感覚・感想

日常生活の質が高まる一方で人間の心身機能は衰退を辿る

便利な物が増えていき、日常生活を送るにあたり様々な恩恵がもたらされているように思える時代が進行しつつあります。

他方では人間本来の心身における機能では特段気を付けずに生活を送っていく内に機能の低下や機能の向上を阻害・消失させる事が起きており、現在においては特に心の病や認知機能の低下などにも影響を及ぼす事態となっているが、科学技術の進歩による利便さや効率向上などに魅了されていく傾向が非常に高い。

しかしながら若いうちに本来習得・感覚をつかむ・体験をする事が必要である状況が無いままに大人へと成長していき、大人になってからでは最早取り戻しできない様な心身の機能・免疫への機会獲得年齢時限を失う事で未熟なままの人生を送る状態へ突入してしまう。

年齢による獲得の機会と言う物はあるが、子どもの頃に消失した物は残念ながら取り戻しが効かない。

更に大人になってからでも残念な人と言うのはいるもので、こうした人々は周囲の善意ある助けによる事で人生を送れる環境ができないと大変な事になる可能性がある。

日常生活の質を高めると言う事を聞くが、現在では先送り的な性質であると言う考え方とも可能性として思い、実態として低下予防に寄与しているかどうかは個人的には懐疑的である。

地域のコミュニティー・家族関係の在り方の変化により個へ分離されている傾向が高く、新種の特異な集団的な物が出てくると言う弊害も見方によるとあり得る。

また現実・実態と仮想・幻想・妄想などの分別が衰退や病気が無くとも錯綜させる世界が社会的に問題化したり、格差を感じさせたりすると言う事象に繋がる。