あるあり日記

個人的な感覚・感想

平年よりも早い梅雨明けと猛暑により様々な環境的な問題要因として扱われる懸念

今年はやや早い梅雨入りと時期早々たる梅雨明けとなり、梅雨明け前には真夏を思わせる様な猛暑ぶりが起こる事により様々な弊害をもたらしています。

ことCO₂過剰排出で地球温暖化による気象変動がささやかれている中において、この事態を見逃す事は考えにくい。

まず前提条件として大きな災害などを考慮せずに気候変動による年間降雨量の総量をみていると観測初期から現在に至るまで実はほぼ雨量の総量による大きな増加や減少は殆ど見られない。

問題となる条件としては、日本ではゲリラ豪雨(局地的集中豪雨)や台風による災害の度合いや頻度、逆に雨量の一時的な減少による水不足の影響、温度(気温)の過剰な増減による間接的・直接的な被害や災害などの事象問題がどの程度あるかによる。

インフラの過剰整備展開や木や雑木の手入れがされず適切に保水や地盤の安定が損なわれている現在では、当然の事ながら起こるべくして災害が起きている現状が分かっていない人々が多くいる。

昔の人々が何故に河川や田園地帯の位置ではなく、山林近く(山の中腹あたり)の高台へ家を建てたのかと言う背景を考えてみると実によく考え抜かれた地の利である。

現在は技術と産業の変化によりそうした自然との付き合い方と言う物を技術にばかり囚われ過ぎており、地の利を捨て災害を自ら受けると言うおかしな状態が普遍的になされているのを余り考えようとはしていない。

自然との調和・食物連鎖の崩壊など人類が全て自らの手で歪みを生じさせている。