あるあり日記

個人的な感覚・感想

問題解決がどうしても後手に回る

様々な事件・事故・汚職・ハラスメントなどにおいて事象が起きてから或いは発覚してから問題解決でどうしても後手に回ったり、被害者などが泣き寝入り状態になってしまうと言う仕組みは現在も尚多く存在している。

産業においては自動化・機械化により早くて・大量生産・安価と言う過程は良いものの、品質の安定性・耐久性・原材料の変化により商品そのものの質の低下を招いている事例がコストカットにより蔓延しているも当たり前として消費者に提供がなされていて、消費者もその質の低下を通常のように購入している。

特に安価と言う部分では人的コストによる軽減での安価ならば良いが、素材などの原材料を一部誤魔化してコストカットすると安価でも耐久性などの品質が保たれなかったり、あらぬ不良品を提供すると言うのが常態化してきてしまう。

また同業種や関連業種などにおいてもおかしな慣例みたいな物が出来上がっている為に、異種業から見ればおかしな部分も取り入れる・改善させる事は困難であり、安定を好み変化を嫌うと言う価値観が生じる。

公的機関においても例外なく、問題が起きた時に如何に解決が困難な事例が多発している部分には主に同業からの検討委員会(第三者委員会)みたいな物が形成されている事から、踏み切った方向へは向かわないと言う傾向もある。

当事者でなくとも責任者や管理者では今後の事ばかりを考え、ずるずるとうやむやな結果報告が続くと言う有様である。

どの職業においても清廉潔白・真面目・改革的な人ほどに出世できなかったり、業界から嫌われ遠ざけられる、酷ければ退場させられるような空気が今では特に顕著に出て来ていて、悪い意味での知的・立ち回りが良い人ほど重用されるのは健全ではないが、人間たる宿命的な出来事でもある。

これが権力だったり利害の優位性だったり肩書であったりもする。

普遍的には立場が上がれば上がる程に視野や見識・経験などをよい方向へ利用し、立場の低い人に対しても畏怖ではなく尊敬や憧れる存在にもなるべきで、更に上手にまとめたり、教唆したり、納得させる事が出来るスキルも不可欠である。

今では特に人間関係における能力・スキルに世代間の価値観相違が相まって経営自体にも影響しうるような問題も多く見られる。

ブランド物に対して弱い人々は特に真贋を見極める事が出来ない人々が多く、どちらかと言えばそうした物に興味が無い人の方が長けていたりする傾向も今では多くなってきている事から、企業の経営戦略として過剰なまでの謳い文句・表記でもって有利誤認・優良誤認問題が起こっている。

特定健康食品と機能性表示食品・サプリメントなんかは典型的な事例である。

またスマホやノートパソコンなどではコンパクトで機能性重視の為に、耐久性と利便性が非常に薄れている。

自身はスマホよりもノートパソコンの利用率が高い為に、スマホをあそこ迄高次元に高める必要性を感じず、ノードパソコンの品質劣化の方が個人的には危惧している側面です。

問題解決の話に戻るが、結局は同じ穴の狢で審議がなされている以上改善する見込みは薄く、解決にも無駄に時間だけが掛かると言う傾向があります。

勿論これには時代に合った法改正や規制・規格・基準などの整備や監督・監視も需要だと思います。