あるあり日記

個人的な感覚・感想

当面大きな変化は無い

明日からマスク着用生活が個人判断に委ねられるようになる。

但し、当面は何処でも一気に開放的と言う訳ではなく、マスクが不要と言うようにはならない。

このマスク生活で個人的にかわいそうだと思った点では、子どもたちに与えた影響は非常に大きく、特にこの3年の規制は学校生活に更なる影を落とす事になった。

身体の成長と言う面に関しても、精神的な成長と言う面でも子どもの頃と学校生活と言うこの時期にしか体験できない事と言う物は貴重であり、この期間を逃すと取り返しがつかないと言う年代でもある。

義務教育課程は知識や教養だけではなく、良くも悪くも社会の縮小図的な学校と言う狭い環境下で如何に出来る限りの現実的な社会の仕組みや人間の関り方などを学ぶ機会もある。

この時期にマスク生活での環境下で過ごした感覚と言う物は異常であり、自身も含めた親世代にもあたる人々も悩ましい感じは子どもたちから受け取って何とかならない物かと苦悩したであろう。

自身が子どもの頃とは当然異なり、成長も早ければ環境も時代も仕組みも相違があるがそれでも子どもは子どもであるので、普通に育って自立できる様な人間にはなってほしいと言う願いはある。

完全にマスク生活から解放と言う事では無いが、このマスク生活と言う子どもたちから貴重な時期を奪った代償は大きいもので、少子高齢化と言われる現象の中で未来を背負うであろう子どもたちに大人の都合を押し付け過ぎたのは感心できず、この特殊な生活環境がやや緩和されたとは言えども足を引っ張る事は間違いない。