後進国になってしまった日本の課題
高度経済成長からバブル期まで日本では先進国へと飛躍したものの、その技術を更なる高みへと追求することなく胡坐をかいてしまった。
その結果として、国や企業において研究開発分野では既存の技術を多少いじる程度にしかせずに、多くの技術者や研究者などを埋もれさせたり、海外へ流出してしまい、更に高利多売の既存のブランドから抜け出せず、新興国などを発達してしまったと言う経緯がある。
またこれには海外での安価な雇用コストに目がくらみ、原産地での一時生産工場などを展開したしまったと言う事による技術の流出や、現地での経済成長を助長させたり、識字能力の助成などを行う事で一気に日本が追い抜かれてしまったと言う要因もあります。
戦後日本国内での復興を何とか遂げ、日本人が海外へ留学などして新たな技術を会得し持ち帰り、その技術を更に高め改良し、良質な製品などの開発が発達した事と全く同じ傾向を新興国に与えてしまいました。
いまから経済的にも技術的にも日本が先進国の先端を行くと言うのはかなりの困難であり、基礎基本からじっくり研究開発とそれらを支える人材育成と環境を整える必要があります。
これは今から国や企業などが今から投資した所でそんなに簡単には短期間では結果は残念ながら出て来ません。
が、そうした環境づくりなどを後押ししていくと言う事は未来への投資となり、必ず日本が先進国たる国へと戻る要因となります。
かなりの長期的な時間が必要となり、少なくとも自身が生きている内にその日本を見る事はまず無いでしょうが、今は耐え時の期間です。
日本では様々な部分において腐敗してしまっている所が多くなってしまい、同様に治安もあまりよくは無いと個人的には感じています。
20年~30年ではなく、50年~80年くらい先を目指しての改革です。