あるあり日記

個人的な感覚・感想

病院に対するサイバー攻撃が現在の隠れた戦争手法の一つとなってしまった

病院に関わらず、国・省庁・自治体・大企業など官民問わずサイバー攻撃が現代流の戦法がある意味で、隠れた戦争状態であると言う事は間違いない。

歴史を辿るといくら戦争であっても何故か礼儀と言うか暗黙の了解みたいな事例があり、相手の使者(現在で言う外交官)などは手を出してはいけないと言った時代もあった。

と同時に、文明が進むにつれ民間人を始めとする非戦闘員や非戦争機関・団体などに対しては攻撃の対象としないとする事が例外を除けば当たり前となっている。

しかしながら現在では核を持っていても戦争で使用する為では無く多くがこれだけの軍事力があると言うのを誇示するために保有しているに過ぎない。

今ではあからさまな戦争(紛争は除く)が起きれば多くの国々が大打撃を受ける事は間違いないと言う当たり前の予想が認識されている状態であり、核武装や軍事演習などはすれども特定の社会主義独裁政権でもない限り実行するのは困難である。

相手国の軍事基地や司令部などを直接的に攻撃すると言う事が国際的な倫理として一般的には出来ない状況である為に、ドローンを始めとする電子機械やネットでのせめぎあいが起こっている。

国に次ぐ病院を狙う事は銀行を狙うのと同様に情報戦である為に、直接的では無いにしても特定の人物に対する情報を特定したり、間接的にランサムウエアのように情報を運用できない状態に落として被害を与えると言った手法が技術の発達と共に、戦時下の暗黙の了解と言える礼儀を無視する情報戦争が年々増加してきている。

最早、現在のこの隠れた戦争では大義名分のもとに事を起こすと言うありきたりな手法を取る事は無く、なりふり構わず官民・非戦闘員までもが巻き込まれる時代となった。

よく核に対して反対の声を聞くが、現在では核などよりも電子機器にまみれた情報戦と電子戦争とも言える状態であり、核による被害を強調すると言う時代ではなくなっている様な気もする。

コンピューターからのネットワークシステムが構築された事で、実は既にこの情報戦と言う物は開戦を始めていたと言う実情を多くの人々は理解してなく、安易に電子機器を普遍的に利用し、ネットワークも同時に安易に活用している。

デジタルへの推進は良いが個人的には古典的な手法とデジタルでの手法とを両立して使い分けをすると言った行動自体が非常に重要であると考えます。