あるあり日記

個人的な感覚・感想

周回遅れの政府対応と予防は適切であるのか?

特別な事由や持病、懐疑的な意思などによる人以外では、60歳以上のワクチン接種率がかなり上がってきています。

また地域によりますが、段階的に中高年層や働き盛り世代にも普及が今後見通しが立っている所もあり、落ち着きが見えるかと思いきやマスコミやメディアによる新規感染者の増加や新たな変異株などの煽りを真に受け、ようやく政府が医療体制を見直すと言う事が出て来ています。

正直言って医療体制や新たな流行風邪に対する位置づけ、重きを置く点などにおいて今更な感じです。

こんなものは昨年の夏頃の時点で行っていかなくてはならなかったともいう事であり、更に体制や位置づけに対する認識自体もいまいち本当に解ってやっているのかが疑問点です。

とある記事によれば、五輪開催中に新たな変異株の国内感染が実は出ていたのにもかかわらず、きちんと国民に報告しなかったと言う解せない話も今になって出て来ている事もおかしな状況です。

簡単に言えば高レベルの感染症と位置付けられ保健所を通さなくては治療すら出来ないという事がまずに持って無駄な事であり、季節性のインフルと同様の対応でもってきちんと民間病院と公的病院などで直接協力できる体制であれば、ここまで重篤化して死亡者も出ていなかったであろうとも考えられます。

本当に悲惨な流行病であれば致し方ないかと思っていましたが、統計や病状などの経過などを見ていけば、インフル流行期での予防と隔離体制で十分であったと言えます。

またおかしなものでワクチンを接種すれば流行風邪に罹らないと言う変な風潮も出て、当然ですが接種したからと言って罹らないと言う保証は勿論当たり前の事ながらインフルと同じであり、ワクチン接種をしても2度かかる人も出てくると言うのは当たり前の話です。

当初のワクチン接種における有効率が下がると言うのもこれまた当たり前の事であり、変異があると言う前提で今後も見ていかなくてはなりません。

自身がインフルと比較する際に、ワクチンや治療薬が出ていない時点での感染者と重篤化率、或いは死亡者数を今回の新型流行風邪と対比していて、ワクチンと治療薬が出て来てからのデータとの比較を今回の新型流行風邪と比較をすると言うのは、前提条件がそもそも可笑しなことで、ワクチンや治療薬がある程度確立してからの流行期との比較はトリックと同じと言えます。

インフルでさへ治療薬がある程度あるにもかかわらず、毎年約1000万人の患者数と多くて約1万人程の死亡者を出しています。

これは死亡者に関しては数値を直接的に見てはなりません、インフルで肺炎などで亡くなった人と、インフルは治ったが持病が悪化或いは老衰して死亡した人などどの程度を死亡者として扱っているかが異なり、今回は感染したら間接的であっても感染での死亡と言う計算がなされている可能性も高い為に、公表されている公の機関での数値も鵜呑みにはできません。

これも変ですが、マスク予防・アルコール消毒など予防措置がここまで行き届いているにもかかわらず、感染者の増加があると言う事はおかしいと思いませんか?

新型流行風邪による死亡者よりも他の病気で亡くなっている人や本人的に止むを得ない事由により亡くなってしまった人の方が遥かに多いと言う事もきちんと比較対象しなくてはなりません。