あるあり日記

個人的な感覚・感想

予防接種と風邪

何処まで普及してきているのか?

身近の医療従事者から未だに接種できていないなど、風邪ワクチン予防接種の流通がいまいち不確かな状態である事が伺えます。

元々予防接種では麻疹・風疹、現在では子宮頸がん予防など本来は受けた方が良い事に対して、風邪に対する予防接種と混同されている点が見られます。

これらを混同せずに風邪以外の予防接種に関して副作用や効能などをしっかりと認識した上でこれはこれで進めて頂きたいと思います。

しかしながら今回の流行風邪に対するワクチンに対しては主なメディアやマスコミでは副作用のみを拡大報道し、どの程度の効果が出ているのかを示していません。

予防接種が始まったばかりなので少なくとも日本においては統計的なデータはまだ取れないでしょう。

海外におけるケースを引用する事もありますが、生活様式が異なる日本では欧米の統計的なデータはやや鵜呑みには出来ず、一事例として冷静に見るべきです。

また副作用でアナフィラキシーと取り上げてマスコミは煽りますが、アレルギー以外でも元々の持病や治療・服薬状況、インフルでも起こる予防接種による風邪の発症と言う人もいたりと様々なケースもあると言う事をきちんと情報として的確に周知する必要があります。

副作用だけにとらわれず、ワクチン接種による有効性と言う面もきちんと示すべきです。

ただ個人的にPCR検査の精度問題と検出改善・基準改定、春には一時少なくなれど、夏には昨年同様にワクチンの普及がなされていたとしても、残念ながら冬程は増えないにしても一定数の増加はあります。

今までの夏風邪や冬の季節性流行風邪と言う認識から、一昨年・昨年と人々の認識を変えてしまった事により、それ以前の認識へ戻す(受け入れる)には数年間の時間を要すると考えます。

今回は予防接種全てが悪いと思わせている報道(マスコミだけでなくメディアでも)の仕方・国や自治体の方針が偏っていると言う事がおかしいと言う問題点の指摘です。

また新たな生活様式と言う偏向知識の印象操作みたいな事もやめて頂きたいと思っています。

個人的な経過として、ワクチン接種も治療薬もある季節性インフルエンザでは毎年約1000万人(潜在的には2000万人)の感染者と関連する死亡者が多くて1万人と言う事実。

今回のコロナ風邪(令和2年5月~現在まで)では約45万人の感染者と関連する死亡者が約8000人と言う経過である事実。

少なくともワクチンや治療薬がない状況下ですらインフルよりコロナは感染力は少なくとも致死率だけを見ればやや多い傾向にある。

外出や飲食でなく、家庭内感染や人から物から人への間接的な接触感染の方が多い事。

過剰な予防と自粛により無関係な人への中傷、感染者(又は家族・事業者・病院)に対しての疎外意識と行動(自粛警察・マスク警察・モラハラ)により失業・倒産・自殺が起きてしまったと言う事実。

ありもしない予防や除菌を謳い不正や詐欺行為、予防品買い占めによる高額転売が横行してしまった事実。

生活困窮者の増加に伴い犯罪に手を染めたり、精神疾患を患ったり、破綻してしまった人々も多くいると言う事実。

少しでも現状をしっかりと把握して個々人がどうするべきかを考えて直して行動していくかが大切である。