あるあり日記

個人的な感覚・感想

テクノロジーの発展に伴う心の病の増加と言う弊害が生まれる

今話題となっている皇室から離脱される眞子様の結婚問題と、眞子様がPTSDを患っていたと言う話が今になって表面化されました。

これまでに良くも悪くも国民にとって身近とされてきた皇室に対する関心が、この結婚問題における経過などで多くの賛否両論の意見がマスコミ報道や皇室からの発言、小室氏の言動、ネットでの加熱意見などが入り混じり当人は複雑な環境下を過ごされ、心の病の発症と言う弊害が生じてしまった。

これは公人・有名人・著名人・個人・法人など特に有名だからと言ってなされる訳でなく、ネットやSNSの普及により関係のない個人までもが誹謗中傷や誤認で特定されてしまうような環境が要因である。

ただでさえ公の事件や事故でなくとも一部分の話が拡大解釈されて、更に公の場へと晒されてしまう事が大きいと思う。

現在では誹謗中傷やいじめ、ハラスメント、差別問題などが特に顕著に大きく取り上げられて様々な人々がそれらに飛びつきそれぞれの思考を示す事が出来るので、特に関心がない人でも誤った面だけを見てしまうと言う弊害が生じる。

こうしたICTの進化と倫理・道徳が相反したような環境が生まれ、いい事もあればどちらかと言えば悪い側面(話題性がある)の方が大きく出てしまう傾向は止むを得ない状況とも言える。

また心の病を代表するような精神疾患発達障害などの障がいと言う面も多くの種類に分類されるようになった為に、一度そうした障がいの診断が下ると本人も家族も他者も重症的なイメージに囚われる事が多いので、適切なそれらに対する知識を持って判断しなくてはいけません。

何事も程度があり、高齢者が認知症だから全くもって適切な判断が出来ないと言ったイメージもそれぞれ個々人の状態によって異なる為、近しい人がしっかり適切に状態を把握しとサポートするなりの体制を整える事が大切である。

症状はそれぞれ様々であり、一概に一症例を思い浮かべるのは不適切であると考えます。

こうした事から誤解が誤解や語弊を生み、負の環境下へと周りが陥れてしまっている事をそれぞれが考える必要があります。

新たなる弊害や劣悪な環境を生み出さない為に、一つの病気でもその症状は様々であると言う事をしっかりと認識して行かなくてはいけません。

これは以前記述した健康ブームによる弊害とも似たような考え方です。