SDGs推進から見る問題について
現在では格差・環境・再エネなどの問題をひっくるめたSDGsなるものが世界的に推進されてそれぞれの問題点についての改善などに取り組む傾向が強く見られる。
個人的な話として結論から言えば、利権の移動・環境破壊問題点の移転・個人主義への偏向思考などと逆行したように捉えています。
その最たるものはレジ袋の有料化と太陽光発電である。
レジ袋による有料化で新たな利権構造の推進、太陽光パネル事業の推進でこれまた新たな利権構造と既存の大手異種業の介入での更なる推進により、再生可能エネルギーに対する電気料金の上乗せが発生、一方で太陽光発電に対する耐用年数が経年劣化だけで見られており、自然災害などによる破損により有害物質を含む危険な埋め立てゴミの発生の問題(自然環境汚染)が考慮されていない。
日本では多湿で食物などはプラスチック製の用品でもって梱包しなければならないと言う自然環境下であり、かつ衛生管理を維持・徹底できているであろう事も現実である。
不思議なのが元々は多湿であったにもかかわらず紙媒体での梱包がなされていた食品では、わざわざポリ袋やビニール袋などに変化しているのも不思議で仕方がない。
また、コンビニなど加工食品(弁当・惣菜)では相も変わらず便利なプラスチックが使用されている現実で、ストローやスプーン・フォークなどが竹や木材などへの変化が起こり、原材料は国内ではなく安価な海外材木であったりもする訳で、何にも国内において自給自足されておらず、多くの価値の下がった山々では植林により杉や桧といった自然以外の木材が多くなりすぎ、更にて入れも行われず打ち捨ててあるような始末で台風などの自然災害時にはこれらが倒木・土砂災害などを起こし停電や道路の通行止め、倒木による建物への被害などが起こる始末。
個人主義志向により核家族化が進み、格差の移動と対人関係での希薄化・コミュニティーの仮想現実化が起き、更に家族の崩壊を招く結果が起きていると言うおかしな状況になってきています。
世界的な風潮であっても、それぞれの地域・国々での環境や風習・文化などは異なっている事により平等化・均等化・持続化などはおいそれ出来る筈もないと言うのが個人的な感想であり、このSDGsに対しても肯定できる部分の方が正直少ないと言うか考え方・捉え方の相違と言うかそんな感じです。