あるあり日記

個人的な感覚・感想

機械による自動化により不良品に対する意識の低下

商品にしてもそれらを構成している部品などにしても機械化が進み大量生産可能の時代と言う事が当たり前となり、人力での作業と言う物が減少し機械・商品・部品などの状態や検査などを担当する少人数での体制が進展する中で、検品や定期検査・異常の早期発見対応などが機械だよりとなり、消耗したり摩耗したりするごく当たり前の事でも本来であれば早期交換や修繕などを怠ると言う傾向が現在では非常に多いと言えます。

人件費のコストカットのみならず生産における自動加工機械でも個々の企業により古い機械を使い続けていたり、新たな機械でも機械だよりになり検品や機械の状態、不良品や耐用度合いが不明瞭であり修繕を怠る様な運営が起きたりしています。

時折ニュースなどで起こる異物混入や不良品、基準を満たしていない物などが様々な産業で起きたりしています。

勿論、運営方法・人的問題・整備不良など要因としては色々あるも、量産型の物では特に大きな問題となる事もあったり、酷ければ障がいを負ったり、人命にも関わる様な事態も振り返れば多々あります。

また元々の検査体制の制度的な問題もあります。

機械による自動化でのコストカットで更に原材料においても怪しい部分が現在では問題として提起されている部分も出て来ており、安価と言う側面だけを求めるあまりに品質としての不信にも繋がっています。

国や省庁による慢性的な形式だけの受け入れ態勢や観察体制ではやはり限界である事象が更に問題を大きくさせている所でもあると思われます。

これに自動化制御を電子回路のシステムでオートメイション化する事で機械の異常とシステムの異常とが混合され複雑になっている為に、専門知識を有して更に経験豊富な人材が必要となる一方で、実務の浅い専門知識・有資格者だけに頼り経営者は運営だけを考えればいいと言う安易な方向へと習慣化され、ちょっとした不具合や問題などはコスト面だけで考えられ放置されやがて大きな事件へと発展して行くと言う偏った時代でもあると考えます。

検査体制における形式だけの申請や申告とこうした運営方法が常習化してきており、実態は基準すら達していないと言った問題すら放置されている無法地帯みたいな環境だと言えます。