あるあり日記

個人的な感覚・感想

安価な類似製品による損失

現在では家電にしろ電子機器にしろ精密機器にしろ普遍的でない専門的な安価製品の氾濫により”安物買いの銭失い”が生じていて誤解や語弊などをもたらしている。

商品に関しては安いだけではなく、高額なものにおいてもその感覚が起きており、車であればリコールなど問題が後になって判明するパターンも同様である。

ネットによる通信販売が促進されてからこうした現象は大いに社会的な問題点を生じさせているし、また製造販売においても安直な慣例みたいな感覚を生じさせているので、完全に信用・信頼・性能よりも利益追求型の営利形態が企業でなくとも自営や個人取引の中にも潜んでいる。

基本的に日本国内における国内ブランドは国内産でない形態が加工の時点で海外に進出してしまった事により、一部はマスコミやメディアが騒がなくともおおところの経営事情が顕となってきており、余り信用性が希薄となっている感じがする。

原材料に関しては日本では資源が豊富とまでいかない地理的事情があり、原材料の産出国での一部精製などが行われているプロセスも今では当たり前で、更に異なる新興国への製造加工を経て国内や現地生産などが幅広くなっている部分があるので、どのプロセスを安くするかが最重要課題となってしまっている。

安価な類似的な製品の模倣や誤認に値するような商品の生産と市場への拡張により、同じように見えていて安いものを買ってしまうと言う現象が起こる。

ただこうした商品の中でも専門的な製品に関しても一般化されていく中で、誤った感覚や価値観が生まれておかしな方向へと世論が動くような事態も起きている。

最近で言えば流行風邪に関する商品である。

幾ら流行とは言えども流行は流行でも負の側面の流行である事が問題を大きくさせている。

マスクに始まり、アルコール消毒、次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸ソーダ)に似た次亜塩素水の出現、予防・消毒・除菌・殺菌・治癒と称した・誇張したおかしな商品(ある種のサプリや空間除菌品など)の新出は良き流行の側面ではない動きとなりました。

類似品においても安ければ粗が後から出て来て正規品にダメージを与えたりなど、世の中の心理的な動きが誤った方向性を出し、当然の事ながら経済的にも低迷すると言う当たり前の状態となっている始末です。

当然の事ながら規制など法的な整備や政府の方針にも問題は大いにあったと言えます。