あるあり日記

個人的な感覚・感想

対話式

人工知能技術もここに来てパッと再注目され普及と技術的な進歩が花咲く時期が訪れようとしている。

特にただ単なる検索システムと言うだけでなく、文字や音声での日常的な言葉の入力で処理機能し、広範囲の情報を取り出しそれなりにまとめて出力してくれると言う点が大きい。

今から二十数年以上も前の自身が学生の頃、PC98シリーズのディスクトップパソコンを使っていた時に、簡易な文字入力でコンピューターとの疑似的な会話みたいな機能がWindowsのアプリにあった?様な気がする。

今考えると程度は低くまともと言える機能では無かったが、ただ単にコンピューターとの疑似的な応対が出来ると言う事に新鮮さを感じて面白かった。

現在ほど処理機能が進展しておらず、ネットワークも今ほどでは無かったのでやり取りは数分で、コンピューターの方が言葉を一から十までとは言わないも聞き返し、こちらが答えを間違っていようが入力しそのまままた聞き返されると言う単純なもので、子供だましの処理程度の機能を数回使った程度。

あの頃でもいたずらに興味本位でやってみるも機能の次元が低く、普通に演算などで処理して淡々と解いた方が余程マシな感覚であった。

えてして仕組みなど分かると醒めるものです。

そもそもであの頃はゲーム機として、表計算、文書資料作成、ちょっと言語の確認と今ほどに用途が多岐にわたってはいなかったのでその程度でした。

ただ今ほど少し騒がれるまで、こんなに年数が掛かるとは思ってもみなかったのが実感として有り、もうちょっと早い時期にそれなりに進展するものと思っていた。

コンピューターの性能もさることながら、スマフォの登場、ネットの普及がここまで来た事が非常に大きい。

次元が大きく変わり、この対話式のAI検索システムによる心配事もあるようだがまだこんなモノでは無いと言う期待の方が勝る。