あるあり日記

個人的な感覚・感想

社会生活の大いなる変化により通常生活は取り返しがつかない

新型流行風邪の発生から3年目を迎える事となりますが、季節性の流行風邪と相違があり終息が見えてこない様な心情です。

当初は新型ともあり体制が整っていなかった事が一番の要因であり、それによる規制に伴う社会生活の大いなる変化を余儀なくされ、これまでの日常生活においても矯正が必要となり以前にも述べた戦争後の状態に近い雰囲気までに陥りました。

ただ戦争後の状態との相違点としては、物理的な破壊や人口の急激な減少などは起きていない事から当然復興と言うような伸びはありません。

この大きな違いにより、社会機能そのものがおかしな状態になり、それなりの体制や設備、予防法、ワクチンや治療薬などが進展している中でも緩和するような状態下には簡単にはなりません。

トラウマに近い精神状態とも言えますが、こうした過激な雰囲気が蔓延し一度でも流行風邪になろうものなら村八分に近い現象が起き、生活そのものを強制的に変えなければならないと言う風潮が出来上がってしまいました。

初期の頃から分類が高かった事が現在も引き継いでいる状態で、全数調査などはほぼ機能しておらず、現在でも統計としては当初よりはやや乖離がある数字と言えます。

マスク予防、消毒予防、病気に関係なく入院すれば家族とも会えず、中途半端な隔離生活、福祉施設や病院では異次元の選別を余儀なくされ、保健所などは機能不全のままと言う有様が未だに現象として存在しています。

これらにより以前まで当り前であった生活が送りにくくなり、更にワクチンなどの医療措置にしろ不穏なまでに憶測が憶測を呼びありもしない様な都市伝説まで出てくる始末です。

一度差別化されると簡単には元に戻せないと言う悲しい現実が待っています。

政府や厚労省、分科会、自治体、医師会などが一致した発信が起こらない為に、うやむやなままずるずるとこうした状態が継続し、社会機能や社会生活なども中々変化を受け入れず規制されたままの状況下で動かざるを得ない所です。

またまともな医療も阻害されている事例が多発し、本来の重篤な人を救う事を困難にしています。

仮初にも国が思い切って規制を緩和したとしても、植え付けられたトラウマと言う物は簡単には取り返しがつかずに異なった点で禍根を残す歴史となる可能性が高いと言えます。