あるあり日記

個人的な感覚・感想

使用条件による

マイナンバーと個人情報に関する問題がごちゃ混ぜになって語られる事が散見される。

情報を使用する際に、公的機関や金融機関や企業などで特定の情報を検索や抽出する条件や照会条件に使用される部分がその情報のごく一部で特定されると言うシステムと、それぞれの機関においてその特定部分は共通では無いと言う点から紐づけなどを行うと間違いが起こると言うそもそもの問題がある。

当然情報を登録する際の基本的な使用の誤りにより起こる問題もあるが、多くはその特定の情報を選別する元となる条件が狭すぎる。

デジタル分野を常に活用している人からするとこうした問題が何故に起こるのかが不思議な印象を受けるだろう。

元となる選別要件がそれぞれの機関で相違があり、互いに融通は効かないと言う状況が阻害しているとは思ってもみない原因である。

この様に融通の利かなさがある意味で特定の情報を守っていると言う側面と、デジタル化すると詳細な条件での照合が行われない為に間違いが起こる事も想定内だと思う。

だからと言って今後それぞれの機関が統一的にシステムなどが改善されるかと言うと簡単にはいかない状況である。

だが一般の人でもネットの検索機能などを利用すればその状態がどんなものかを常に理解できる環境にもある。