あるあり日記

個人的な感覚・感想

重複チェックができていない

税金などの支払いに今ではネットのアプリやポータブルサイトなどから行える。

キャッシュレスとデジタルの融合で金融機関やコンビニなどでなくとも、自宅からスマフォやPCを利用して決済できるので非常に便利ではある。

元々金融機関で定期的な引き落としを利用している人には馴染みは少ない。

自身も税金や公共料金などの種類によっては引き落としではなく、ネットでの決済を利用する事もあるが、比重としては金融機関での引き落としの方が多い。

ただネットニュースでも出ていたが、重複する支払いが多くなくとも起きていると言う現象が間抜けな話に聞こえる。

以前にもマイナンバーの所で触れたが、任意の個人情報には企業や機関ごとに同じであれども同じではなく、番号や記号などによるコードの仕分けがなされており、それらのコードによる管理であるので任意の個人情報はあくまで人間が間違いなどの確認作業をする為のものとなっている事が多く、基本的には振り分けられた番号と記号のコードによる機械側のシステムが照合などを行っている。

多くの場合にはこうした支払に関して機械が行っている時には、コードの重複チェック機能が搭載されており、多重の支払いなどが行われない様に防止されている事が当たり前だが、一部の税金などを支払するものにはこの当たり前の機能が抜けているらしい。

個人の情報以前に管理コードのチェックすらまともに行えていない背景には何があるのかが気になる。

官公庁などの機関や委託されている機関などによる税金などの執行の流れは月に1度などの定期的なものが主流であり、何かしらの間違いなどが生じた際の返金などは次の月に事務的な手続きなどが行われるので、更に次の月での対応となる場合が多い。

こうした事により一般の人からすると遅いと感じる現象が起こる。

そもそもの仕事の流れとしての習慣がこうした事が多いので、これに対して変えようとする動きは起きる事が無いと言ってもいいので、デジタル化が進めども弊害となる要因にはこれからもなりえる。