あるあり日記

個人的な感覚・感想

都道府県立学校のオンライン学習について

都道府県において小中高等学校が休校を延長し、休校に伴う補習的意味合いを込めて夏休みを返上もしくは短縮すると言うような動きが見られます。

また一時的に休校していて既に開始している学校もある事や一部ではあるもののオンラインでの学習、休校している生徒に対して勉強できるように問題集などを配布している所もあるようです。

小中高校どの学生に対してもこの休校か開校しているまたは問題集などを配布して勉強している所などとで時間の経過とともに格差が懸念されていて、学生本人または親御さんも心配な点だと思います。

夏休みを一部返上して休校期間分を補うにしても、各学校ごとで夏の暑い期間に対するエアコン設備などしてある所は良いものの、そういった設備が無い学校では窓を開けっぱなしにして授業をする訳ですので、暑い時期にはそれでも涼しくはなく熱中症などの体調面での不安感も拭えません。

またコロナウイルスの状況もどこまで蔓延の期間が継続するかにもよって夏休み返上と言う事も出来ない可能性があります。

そのような場合は特に休校している学生たちは授業の遅れが特に顕著化する懸念を秘めていますので、現段階で方向性を予定していても未知の想像図となっています。

そんな中でオンラインでの授業を既に行っている学校はあるものの、全国として考えた場合には設備などの問題もあり、全てをオンラインでもって休校分の授業を取り戻すことは現状を考えるといいアイデアではあるものの、実際のところはやや非現実的な考え方にも思えます。現段階では困難であっても近未来的にはオンラインでの学習と言うものが普遍的になるであろうと言う想像は、決して思想だけでなく間違えなくそうなっていくであろうが、全国的にこのような構図が完成できるかは地域的な格差が出てくると思われますので、やるのであれば国家レベルでもって支援していく必要があるかと思います。

オンライン学習と言うのはメリットもあれば、学校へ行くことによって発生するメリットが無くなってしまうと言うデメリットも考えられます。

例外的なケースは現在では多くあるものの学校へ行っての集団生活による人間関係(集団や対面でのコミュニケーション)の構築と言うか経験が得られない事による人間的な成長を遅らせてしまう可能性を秘めていると個人的には考えています。

社会人になって仕事をするにあたり、特定の企業に勤める人、公務員になる人、フリーランスで働く人、ネットでもって収入を得る人、農業など食生活に関わる事に従事する人などそれぞれどの分野においても若手は必ず必要になってきますので、コミュニケーション形成を上手く学生時代に経験出来なかった人ばかりに偏ってしまえば、必ずどこかの分野で影響が出てくる事は想像に難くないと思います。

今回のコロナウイルスによる影響で海外からの産業で支えられている分野はかなりダメージを受けた事はみんなが実感しているはずです。

自給自足とまではいかなくとも国内の事は少なくともある程度の衣食住は国内でもって生産していく重要性が明るみに出てしまいました。