2020-05-08 布マスクと10万円給付で自粛期間延長への対応策とするのか? 社会保障 新型ウイルス 緊急事態宣言の延長が決定され、普遍的な考え方であれば自粛要請に対して補償等の措置がなされるべきであると思いますが、2度の自粛要請に対して未だに手元に届かぬ布マスクと国民1人あたり10万円給付でもって終わらそうとしているのではないかと個人的には疑問に感じています。 布マスクはあくまで予防としての措置であり、補償と言う点においては1度の給付で解決するものでは無く、延長した月日に対して新たに給付なり補償なりがなされるべきであると思います。 企業は企業で個人は個人です。 経営者であれば今回の補償に関して、今年から事業を展開している様な会社では補償の対象外になる可能性が十二分に考えられるからです。 この様な事例は幾通りかあるかと思いますので、企業に対しての補償の在り方についてもう少し対応策を講じる必要性があり、今の措置のままでは自己破産や倒産と言った事例が多くなり、体力のある企業のみだけが整理解雇なり休業などをして経費を抑え耐えきれる場合は残るかもしれません。 余力もなく休業していても固定費等の支出が大きい所ではかなりの数の事業所なりがこの延長により減少し、また路頭に迷う従業員の人数もそれ以上に拡大するでしょう。 布マスクの件に関しても半分挫折と言うか失策に終わった感があり、手元に届く頃には10万円給付の方が早い可能性すら感じさせます。 国会議員は何のために存在しているのでしょうか? 各都道府県の議員は何をしているのでしょうか? 今回のコロナ騒動で一番顕著に疑問に感じた職業はこのような人たちです。 国民一人当たり10万円の給付に関してもマイナンバーカードを持っている人と持っていても対応できる機器が無ければ、結局は送付されてくる申請書でもって申請した方がややこしくない可能性もあります。 多くの人々が諸々の税金に関しては期限もきっちりスムーズな支払いが求められるものの、逆に関してはどうしようもないくらい時間を要していると思っているのではないかと個人的に感じています。