あるあり日記

個人的な感覚・感想

緊急事態宣言の一部解除での今後注意したいと思う事について

昨日39県の政府による緊急事態宣言が解除されました。

1か所は条件付きの所もあり、それ以外の道府県に関しては継続して特定警戒区域として自粛を求めています。

GW中における人々の動向の結果が出てくるであろうと思われる時期は来週あたりの感染者(患者)の増減によって方向性が変わってくる事となり、首相の会見では今後も新たに宣言がなされる可能性も示唆されていましたので、解除されたからと言って一気に気を緩める訳にはいきません。

経済面で考えてみると解除されて徐々に予防措置をしつつ動かしていかなければ、日常生活を維持する上でも影響が大きい為にこれに関しては賛成です。

一方で学生に関してはやはり解除された地域と自粛や自宅学習している生徒での差が大きく今後に出てきますので、それぞれに合った学習日程を今後早期に決めていかなければなりません。

開校されたにしても予防措置は少なからず影響を及ぼしますので、生徒にはまた異なった学校生活が待っているでしょう。

企業に関してはテレワークと言われる在宅勤務オンラインでの会議などの推進が進み、またネットでの販売促進とテイクアウトでの販売も進み、働き方や一部職種においては今後改善されていく事になるでしょう。

スポーツジムやイベント会場など密集や密接が重なった所では解除されていても未だに自粛が呼びかけられていますので、未だに普段の日常生活が戻ったわけではありません。

個人的な考え方ですがこうしたイベント等でもそれなりの予防措置をしていれば運営を再開してもいいと思っています。

補償に関しては、マイナンバーカードを利用したオンラインでの給付も混乱を極め、結局は郵送での方向性が高くなってしまいましたし、一方で企業にしても個人にしても給付金や補償に関する詐欺などにも注意が必要になっています。

今回のコロナではインフルエンザに比べ飛沫感染が少なく、人から物へ物から人への間接的な接触感染(手に移りその手で目鼻口を触る事で感染)での感染ルートが主な要因である事は、専門家などの意見から参考にしても事実であり、特に物に対しての除菌や消毒・殺菌と言った予防措置をとる事により比較的感染拡大への懸念は縮小していくだろうと思われます。

日本の初動として指定感染症として保健所での検査受付にしてしまった事と、相談の目安(症状)や療養方法がやや問題であった事は言うまでもありません。

諸外国における感染拡大の比較に関しては気候や医療設備と体制・生活習慣と言った要因が日本と異なる為に、こと感染についてはハッキリ言って参考にならないと考えています。

しかしながらゼロになる事は困難ですので、完全な撲滅を考えている人は思った通りにはならない現状を受け入れなければいけません。

コロナではインフルエンザの様にワクチン治療薬の確立と言うものがハッキリ言ってウイルス性の風邪同様難しい事(細菌性であれば抗生物質で対処可能)も現実であり、悪化すれば対処療法又は一部は他の効能で開発されている既存薬でもって対処していくしかありません。

そして一番大事な事は初期症状が現れた始めの3日が勝負時です。

この時期に出来るだけ体を休め(寝なくとも横になるだけでも良い)、食事も消化の良いものを少量(胃に負担をかけない為)で水分を出来るだけ摂り、風邪薬や解熱剤などの薬剤を使わず漢方薬でもって対処し、自己免疫を高める状態に持っていけばほぼ悪化する事は少ないと言われています。

今後コロナが終息に向かったとしても、今度は夏風邪(既存のコロナウイルス・ライノウイルス・アデノウイルス・RSウイルスなど)がやってきます。

更に9月くらいになるといつものお馴染みの季節性インフルエンザの時期がやってきます。

今回のコロナに注意するだけではなく季節ごとにやってくる風邪にもそれぞれ注意しながら予防措置を個々人や企業でもって行っていく必要性があります。

コロナ騒動で思う事は毎年のインフルエンザで国内だけでも約1000万人の感染者(患者)と多くて1万人の死者数が出ている現実を考えると、科学的に数字だけを根拠としてみるとこの自粛によりコロナはかなり抑えられたと言えます。

今回は未知のウイルスとしてかなりマスコミなどに煽られて情報が錯綜し、政府に関してもその煽りを受けて措置をとらざるを得ない状況になってしまい、過激な自粛警察の出没、予防品(マスク・アルコール)と一部日常品(トイレットペーパー・小麦)の不足と悪質高額転売、休業と自粛に伴う経済的な大打撃を結果として出してしまった事を教訓として今後の考え方や捉え方と行動を改善していく必要性があります。